高知・日曜市で家族食べ歩き!300年続く土佐の台所で旅育してきた
高知の日曜市に来たのは、2026年4月のこと。現在29/47県制覇中ののんたん家にとって、高知県は29番目の新しい扉でした。
「ごめん行き」の路面電車に、メイの目が点になった
市内への移動は路面電車。乗り場の案内板に「ごめん行き」という文字を見つけた瞬間、メイの目が点になりました。
ねえパパ、あの電車……ごめんって書いてある!なんで謝ってるの?!
のんたん「ごめん」は行き先の地名なんだよ!高知には「後免(ごめん)」っていう町があってね、謝ってるわけじゃないんだ(笑)
メイは「なんでそんな名前の町があるの?!」とケラケラ笑い続けていて、路面電車に揺られながらしばらく「ごめーん、ごめーん」と繰り返していました。日本語って、同じ音でも全然違う意味を持つことがある。そのおもしろさに、旅先でこうやって気づいてくれるのが、のんたん的にはたまらないんです。


300年続く「土佐の台所」——日曜市の圧倒的な活気
そんな笑い声を引きずりながら降り立った追手筋。日曜市は、高知城のお膝元に約1kmにわたって300年以上続く街路市です。野菜・果物・道具・食べ物・植木……ありとあらゆるものが並ぶ市の活気が、ドンと肌に飛び込んできました。



これ、スーパーとも観光市場とも違う。本物の「生活の場」そのものやなぁ……!
地元のおじいちゃんが自分で育てた野菜を並べていたり、常連のお客さんが顔なじみの店主と世間話をしていたり。観光客のためのショーではなく、高知の人たちが長年続けてきた「週に一度の社交場」の空気感に、思わず背筋が伸びました。



常設店舗を持たない分、出店者の固定コストがほぼゼロなんですよね。だから生産者が自分で値段をつけて直接売れる。それが300年続いてきた理由にある気がします。
大平商店の「いも天」——揚げたての香りに引き寄せられて
そんな市の中を歩いていると、ふわっと漂う香ばしい油の香り。引き寄せられるように向かったのが、大平商店の「いも天」屋台です。





揚げたて!絶対おいしいやつや!メイ、食べてみよう!
渡されたいも天を一口、齧った瞬間のことは忘れられません。外はサクッ、中はほくほく——甘みの強いさつまいもの味が、揚げ油の香りと一緒に口の中いっぱいに広がりました。シンプルなのに、こんなにおいしいって何なんだろう。


おいしい!!なんか、中がふわってしてる!



揚げたてだからやで。さっきまでここにあったお芋が、今メイのお腹の中に入ってるんやよ。


のぼりが風にはためく中、家族3人でいも天をほおばりながら市をぶらぶら歩く。この時間が、旅の醍醐味だなとしみじみ思いました。



少量・現金・次へ、という流れが自然に連鎖していて、気づいたら4〜5軒分食べている。回遊しながら客単価が積み上がる設計、よくできてるなって思います。
焼き鳥・冷やし飴——食べ歩きの連鎖が止まらない
さらに歩き進めると、今度は漂ってくるタレの甘辛い香り。焼き鳥屋台です。1本130円〜というリーズナブルさに、のんたんのアンテナが即座に反応しました。


豚バラ、砂肝、鳥皮……手書きのメニュー札を指さしながら、メイが「これ全部食べたい!」と眩しい笑顔で言い出すので、まずは定番の豚バラと鳥皮をひとつずつ。甘辛いタレがじゅわっと染みた焼き鳥を、頬張る。





これ、普通にうまい!!日曜市で食べる焼き鳥に、こんなに感動するとは思わなかった……!



子どもって選択肢が多すぎると判断が止まるんですよね。でも日曜市は「ちょっとずつ」が前提で、一個食べたら次を選べる。飽きずに歩き続けられるのはそこにある気がします。
食べ歩きの締めくくりは、「冷やし飴」でした。ショウガが入ったほんのり甘い飲み物で、関西では馴染みのある飲み物ですが、メイはこれが初めて。「ショウガ、苦手なんだけど……」と恐る恐るカップを受け取り、一口飲んだメイの表情がじわじわと変わっていきました。


……あれ、なんかおいしい。辛いのに甘いの、不思議!



旅に来ると、苦手やと思ってたものがおいしく感じることあるよな。それが旅のすごいところやと思う。
「ショウガなんて絶対無理」という先入観が、一口でひっくり返された瞬間。こういう小さな「越えた壁」の積み重ねが、メイの味覚の地図を少しずつ広げていくんだと思います。それを旅先でできるのが、のんたん家が家族旅行をやめられない理由のひとつです。
今回の「おもしろ発見(旅育)」まとめ
- 🗾 ①言葉・地名の面白さ:「ごめん行き」の路面電車から、同じ音でも意味が全然違う日本語の不思議さに気づいた。地図の上の名前が、旅に来て初めて「生きた言葉」になる瞬間。
- 🏪 ②300年続く生活文化:日曜市はただの観光スポットではなく、高知の人たちが江戸時代から続けてきた「週に一度の社交の場」。地元のおじいちゃんが育てた野菜が並ぶ光景は、教科書には載っていない「生きている歴史」だった。
- 🍠 ③食への冒険:いも天・焼き鳥・冷やし飴と、旅先でしか出会えない味に挑戦。「苦手と思っていたショウガがおいしかった」という体験が、食の世界を広げる一歩になった。
パパのワンポイント戦略——日曜市を120%楽しむ実用Tips
- ⏰ 午前8〜12時が勝負:活気がピークで品揃えも最高。人気のいも天などは午前中に売り切れることが多い。できれば開始直後を狙いたい。
- 🚃 車より路面電車がおすすめ:日曜市開催時は周辺道路が混雑し、コインパーキングも満車になりやすい。とさでん交通「蓮池町通」電停下車がアクセス最優。
- 💴 現金を忘れずに:屋台・露店は現金払いのみの店舗が多い。小銭(100円・500円玉)があるとスムーズ。
- 🌧️ 雨天でも開催あり:多少の雨なら開催されるが、荒天時は店舗によって休業する場合も。訪問前に天気予報の確認を。
- 🚫 休業日に注意:1月1〜2日、8月10〜12日(よさこい祭り期間)は休業。訪問前に公式HPで要確認。
高知・日曜市 総合評価
★ 総合評価
観光・体験の満足度 ★★★★★(元禄3年=1690年から続く日本最大級の街路市。生産者と直接対話できる体験は全国でも代替不可の唯一無二の場で、同カテゴリで頭一つ抜けている)
子連れのしやすさ ★★★★☆(入場無料・食べ歩き文化が前提なので子どもも飽きにくく、少量ずつ選べる屋台スタイルが子どもの意思決定をちょうどよくサポートしてくれる。混雑時のベビーカー操作はやや難あり)
コスパ ★★★★★(入場無料で、いも天・焼き鳥・冷やし飴どれも数百円以内。体験の密度と費用の比率が突出しており、家族3人でたっぷり食べ歩きしても千数百円で収まる圧倒的なコスパ)
アクセス・利便性 ★★★☆☆(路面電車で市中心部からアクセス可能。ただし高知龍馬空港からはリムジンバス乗り換えが必要で乗り継ぎに30〜40分かかり、車の場合は日曜市開催時の駐車場確保がやや難しい。遠方からは少し手間がかかる水準)
このクラスターの全体まとめは高知 家族旅行まとめ(29県目)でまとめています。あわせてどうぞ。
施設情報
高知 日曜市(追手筋の街路市)
【所在地】〒780-0842 高知県高知市追手筋
【開催日】毎週日曜
※休業日:1月1〜2日、8月10〜12日(よさこい祭り期間)
【営業時間】夏季(4〜9月)5:00〜18:00 / 冬季(10〜3月)5:30〜17:00
※ベストタイムは午前8〜12時頃(活気・品揃えともにピーク)
【料金】入場無料
【電話】088-823-9456
【アクセス】
・路面電車:とさでん交通「蓮池町通」電停下車すぐ、または「大橋通」電停下車徒歩約3分
・JR:高知駅から徒歩約10〜15分
・空港から:高知龍馬空港からリムジンバスで「北はりまや橋」下車、徒歩約3分
【駐車場】周辺コインパーキング多数あり(30分100円が相場)。開催時は混雑し満車になりやすいため早めの到着を推奨。
【バリアフリー】歩道と車道の間に段差あり。タウンモビリティステーション「ふくねこ」にて車椅子・ベビーカーの無料貸出あり。おむつ替えスペースはひろめ市場・近隣商業施設に完備。
※最新の営業状況等は、必ず公式HPをご確認ください。
今回の高知旅が、みなさんの家族旅行の参考になれば嬉しいです!メイも「ごめん行き」の路面電車にケラケラ笑い、揚げたてのいも天に目を輝かせてくれて、冷やし飴で「なんかおいしい!」と驚いてくれた——そんな小さな発見が積み重なる旅でした。現在29/47県!日曜市は事前予約不要で入場無料なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。週末や連休に高知を訪れる予定のある方は、ぜひ日曜の午前中を日程に組み込んでみてくださいね。素敵な旅になりますように!








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