アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの年会費は39,600円(税込)。正直、最初に見たときは「さすがに高いな」と思いました。私自身、申し込みボタンを押すまでにずいぶん迷った側の人間です。
それでも作った理由は単純で、数えてみたら年会費以上が戻ってくる計算になったからでした。このページでは、そのときに私が実際にやった計算と、紹介プログラム経由で申し込む方法をまとめます。数字は自分で確かめられる範囲だけを書き、あいまいなところは「あいまいだ」と書きます。
① 特典・メリットの一覧(何が受けられるか・条件つきで一覧表に)
② 入会特典の内訳と、公式サイト経由との差
③ 受け取ったポイントの現実的な使い道(年会費充当・ホテル・マイル)
④ 2年目以降に残る継続特典と、年会費39,600円の回収ライン
⑤ 申し込みルート3つの比較と、紹介での入会が「危険」かどうか
初年度:入会特典のポイントを年会費に充当すれば、39,600円は実質的に回収できます(ゴールド・プリファードは年会費に含まれる形で「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で自動登録されるため、1ポイント=1円で支払いに充当できます)。
2年目以降:年間200万円(税込)以上の利用でもらえる無料宿泊券、毎年の10,000円分トラベルクレジット、ポケットコンシェルジュとスターバックスのキャッシュバックが継続します。この4つだけで年会費の水準には届きます。
ただし条件つき:無料宿泊券は「年間200万円」を使った人だけの特典です。ここに届かない使い方なら、回収額は年会費を下回ります。
特典一覧——このカードで何が受けられるか
先に、付いてくるものを一箇所で確認できるようにまとめます。数字と条件はすべて公式サイトの記載です(2026年9月3日確認)。「条件・注意」の列まで見ていただくと、自分に効く特典かどうかが判断しやすいと思います。
| 特典 | 内容 | 条件・注意 |
|---|---|---|
| 毎年の継続特典(このカードの本体) | ||
| 無料宿泊券(フリー・ステイ・ギフト) | 国内対象ホテルの1泊2名分(マリオット/西武プリンス/オークラ ニッコー/ハイアット/ニューオータニ/ロイヤルパークの6グループ) | 年間200万円(税込)以上の利用が条件。ここに届かない年は受け取れません。集計する1年は入会日/切替日からで、対象ホテルの一覧は年度ごとに入れ替わります(2026年度は2026年4月1日〜2027年3月31日) |
| トラベルクレジット | 毎年10,000円分のクーポン | アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約で利用。20,000円以上の予約が必要(利用金額の条件はなく、継続でもらえます) |
| ポケットコンシェルジュ ダイニング | 対象店で20%キャッシュバック | 年間最大10,000円。ただしA期間(1〜6月)で5,000円、B期間(7〜12月)で5,000円の半期区切りです。Amex Offersの事前登録と、ポケットコンシェルジュ経由での予約・決済が必要 |
| スターバックス カード オンライン入金 | 20%キャッシュバック | 年間最大5,000円。1〜6月で2,500円、7〜12月で2,500円の半期区切りなので、年後半にまとめても満額は取れません |
| ポイント | ||
| メンバーシップ・リワード・プラス | 無料で自動登録(通常は年3,300円) | これがあるので1ポイント=1円で年会費に充当でき、ホテル・マイルへの移行レートも上がります |
| 還元 | 100円=1ポイント 対象加盟店は100円=3ポイント(通常1+ボーナス2) |
対象加盟店はAmazon・Yahoo!ショッピング・一休.comなど。年会費など加算対象外の利用があります |
| ANAマイルへの移行 | 可能(1,000pt→1,000マイル) | ⚠年間40,000マイルが上限。別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」年5,500円が必要です(ANA提携カードには年間上限がありません) |
| ホテル・ダイニング | ||
| ホテルの会員資格 | Seibu Prince Global Rewards ゴールドメンバー/オークラ ニッコー ホテルズ One Harmony ロイヤルメンバー | Seibu Prince は通常なら一定の利用実績が必要なゴールドメンバーに無条件で登録できます(事前登録・無料)。レイトチェックアウトや優先チェックインが付き、国内のホテルによく泊まる方には地味に効きます |
| ダイニング優待 | ゴールド・ダイニング by 招待日和/ホテルダイニング特典/TRANSIT GENERAL OFFICE のレストランで15%割引/カフェ コーヒー特典 | 招待日和は所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料になります(対象店・予約方法に条件あり) |
| ザ・ホテル・コレクション | 対象ホテルの優待 | 2連泊以上などの条件があります |
| 空港・保険・カード | ||
| 空港 | 空港ラウンジ(同伴者1名まで無料)/プライオリティ・パス(年会費無料)/手荷物無料宅配/空港クローク/無料ポーターサービス | プライオリティ・パスは年会費が無料になり、ラウンジ使用料1回35米ドルが年2回まで無料(公式試算で約17,000円相当)。3回目以降は都度有料です。手荷物無料宅配はスーツケースまたはゴルフバッグ1個を自宅⇄対象空港で往復無料 |
| 保険・プロテクション | 旅行傷害保険/航空便遅延費用補償/スマートフォン・ショッピング・オンライン・リターン・キャンセルの各プロテクション | 旅行傷害保険は適用条件(利用付帯かどうか)を公式でご確認ください |
| 年会費・家族カード | 39,600円(税込) 家族カードは2枚まで無料(3枚目以降19,800円) |
基本カードはメタル製でゴールド/ローズゴールドの2色(サービスは共通)。家族カードはプラスチックです |
この表を上から「自分が毎年使う/使わない」で塗り分けると、判断は早くなります。いちばん重いのは無料宿泊券の「年間200万円」——ここに届くかどうかで、このカードの評価はほぼ決まります。
紹介なら公式より+20,000ポイントお得に作る場合はこちら→
私はローズゴールドの券面で発行しました
ゴールド・プリファードの基本カードはメタル製で、券面をゴールドとローズゴールドの2色から選べます。ローズゴールドを選べるのはゴールド・プリファード会員だけで、ゴールド・カード会員は選べません。私は今回、ローズゴールドを選んで発行しました。

のんたん届いて封を開けた瞬間、まず重さで「あ、違うな」と分かります。財布から出すときの音も、プラスチックのカードとは別物でした。正直これは、スペック表には絶対に出てこない満足度です。


ひとつだけ注意点があります。家族カードは、基本カードの色に関わらずゴールドのプラスチック製です。メタルの券面は基本会員だけ、と理解しておくと、家族に渡すときに「あれ?」となりません。
紹介入会と公式サイト入会は、何が違うのか
アメリカン・エキスプレスには「ご紹介プログラム」があり、既存会員からの紹介経由で申し込むと、入会特典のポイントが公式サイトからの通常入会より多く設定されることがあります。達成条件(利用期間・利用金額)は同じなのに、もらえるポイントだけが変わる、というのが基本的な仕組みです。
入会特典のポイント数・達成条件・年会費は、アメリカン・エキスプレスによって予告なく改定されます。当ページに書かれた数字は「2026年9月時点で、当方の紹介用URLの申込画面に表示されていた内容」であり、将来を保証するものではありません。お申し込み時点で申込画面に表示される条件が、常に最終的な正です。必ずご自身の目でご確認ください。
そのうえで、2026年9月時点の水準を並べるとこうなります。どちらもアメリカン・エキスプレスの公式ページに掲載されている数値です(公式サイト経由はカード紹介ページの「ご入会特典詳細」、ご紹介経由はご紹介プログラムのキャンペーン一覧)。
| 達成条件 | 公式サイト経由 | ご紹介経由 |
|---|---|---|
| 入会後3ヶ月以内に50万円利用 | 30,000 pt | 30,000 pt |
| 入会後6ヶ月以内に100万円利用 | 80,000 pt | 100,000 pt |
| 上記100万円分の通常決済ポイント(100円=1pt) | 10,000 pt | 10,000 pt |
| 合計 | 最大 120,000 pt | 最大 140,000 pt |
・公式サイト経由の入会特典 … アメリカン・エキスプレス公式「ゴールド・プリファード・カード」 の「ご入会特典詳細」
・ご紹介経由の入会特典 … アメリカン・エキスプレス公式「<ご紹介プログラム>期間限定キャンペーン一覧」
キャンペーンは予告なく改定されます。お申し込み時点で申込画面に表示される条件が最終的な正ですので、上記リンクからご自身で最新の内容をご確認ください。
差が出ているのは「ご利用ボーナス2」の一箇所だけです。3ヶ月で50万円の30,000ポイントも、通常決済分の10,000ポイントも同じ。6ヶ月で100万円という条件も同じ。そこに乗るポイントが80,000か100,000かだけが違います。
この表で一点、注意しておきたいところがあります。いちばん下の「通常決済分 10,000ポイント」は上限であって、必ず満額もらえる数字ではありません。公式の注記に「通常ご利用ポイントのポイント加算は、年会費などの加算対象外または200円=1ポイントとなる場合があります」とあるとおり、年会費の支払いはカウントされませんし、加盟店によっては200円で1ポイントに落ちます。100万円を使えば自動的に10,000ポイント、とは考えないほうが安全です。
もうひとつ、入会特典そのものの対象外条件があります。アメリカン・エキスプレスのプロパーカード(グリーン/ゴールド/プラチナ、そしてゴールド・プリファード)を現在お持ちの方、過去にお持ちだった方は対象外とされています。いま持っているカードからの切り替えや、家族カードだけの申し込みも対象になりません。逆に、ヒルトン・マリオット・ANAなどの提携カードはブランドごとに別のカードとして扱われるため、提携カードだけをお持ちの方はここに当たりません(プロパーと提携カードは別枠で、それぞれに特典が付きます)。ここは後述する紹介特典の対象外条件とほぼ重なるので、心当たりがある方は申し込む前に確認してください。



同じ努力で同じ条件を満たすのに、入口を変えるだけで差がつくんですよね。カード会社からすると、紹介は広告費の付け替えのようなものなんだと思います。使う側としては、押すボタンを選ぶだけの話なので、ここを取りこぼす理由はあまりないと考えています。
ちなみに、紹介した側(当ブログ運営者またはその家族)にもポイントが入ります。券種ごとに年間の上限があるため、家族名義のカードからご案内することがあります。利益関係があることは先に開示しておきます。そのうえで、このページには私が実際に確かめられなかったことは書かないようにしています。
140,000ポイントは、どのくらい取りやすいのか
入会特典は、もらえる数字だけを並べても意味がありません。そこに届くまでに何を求められるかとセットで見ないと、自分に取れるものなのか判断できないからです。このカードの条件を分解すると、6ヶ月で100万円——月あたり約16.7万円です。期間の起点は申し込んだ日でもカードが届いた日でもなく、カード承認日から起算されます。
これがどのくらい緩いのかは、同じアメリカン・エキスプレスの中で比べると分かりやすいと思います。当ブログでご案内しているANAアメックス・ゴールドと並べます。どちらも紹介経由・2026年9月時点の申込画面の数字です。
| ゴールド・プリファード | ANAアメックス・ゴールド | |
|---|---|---|
| 達成条件 | 6ヶ月以内に100万円 | 3ヶ月以内に200万円 |
| 必要な決済ペース | 月 約16.7万円 | 月 約66.7万円 |
| 入会特典(紹介経由) | 140,000ポイント | 148,000マイル相当 |
| 決済額に対する戻り | 14.0% | 7.4% |
| 年会費 | 39,600円 | 42,900円 |
受け取る量はほぼ同じなのに、求められる決済のペースは4倍違います。月67万円を3ヶ月続けられる家計は限られますが、月17万円を半年なら、住居費・光熱費・通信費・食費・保険をカードに寄せている家庭なら射程に入ります。決済額に対する戻りで見ても14.0%と7.4%で、1円あたりの効率はこちらが約1.9倍です。ここがこのカードの本当の強みだと思っています。
年会費との関係も、アメリカン・エキスプレス自身が申込画面にこう書いています——「合計140,000ポイントは、年会費3年分以上に相当する価値に」。これは「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録済みで、1ポイント=1円として年会費に充当した場合の言い方です。このカードはその参加費(通常年3,300円)が無料で自動登録されるので、前提はもともと満たされています。実際に割ると39,600円の3.5年分です。
受け取ったポイントをANAマイルに換えるつもりなら、話は逆転します。プロパーカードであるこのカードは、ANAマイルへの移行が年間40,000マイルまでに制限されているためです(ANA提携カードにはこの上限がありません)。140,000ポイントを全部マイルにするなら4年かかる計算で、別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」の年間参加費5,500円も要ります。マイルが目的ならANAアメックス、年会費充当やホテル・ダイニングで使い切るならこちら——という住み分けです。使い道は次の章で3パターンに分けています。
ANAアメックス・ゴールドの条件とマイルの出口を詳しく見る →
受け取ったポイントの使い道、現実的な3パターン
「140,000ポイント」と言われてもピンと来ないと思うので、実際に何ができるかを3つに分けます。ゴールド・プリファードはメンバーシップ・リワード・プラスが無料で自動登録される(通常は年間参加費3,300円)ため、以下はすべてその前提のレートです。
パターンA:年会費に充当して、支出をゼロに寄せる
メンバーシップ・リワード・プラス登録時、ポイントは1ポイント=1円でカード利用代金に充当できます(未登録だと1ポイント=0.3円なので、この差は大きいです)。39,600ポイントを年会費に充てれば初年度の年会費は実質的に消え、それでも約10万ポイントが手元に残ります。
いちばん地味ですが、いちばん確実な使い方です。「元が取れるか不安」という方は、まずここを基準にして考えると判断しやすいと思います。
パターンB:ホテルのポイントに移して宿泊に充てる
メンバーシップ・リワード・プラス登録時の移行レートは次のとおりです。
- ヒルトン・オナーズ:1,000ポイント → 1,250ポイント(140,000ptなら175,000ヒルトンポイント)
- Marriott Bonvoy:1,000ポイント → 990ポイント(140,000ptなら約138,600ポイント)
我が家はヒルトンとマリオットを両方使うので、ここは実感があります。ヒルトンは必要ポイント数が変動制なので一概には言えませんが、17万ポイント台あれば、国内の上位クラスのホテルに複数泊を組める規模です。
パターンC:ANAマイルに換える(ただし年間の上限あり)
ここは、多くの紹介記事が説明を省いてしまうところなので、正直に書きます。プロパーカードでANAマイルへ移行するには、「メンバーシップ・リワード ANAコース」の年間参加費5,500円(税込)が別途必要です。そのうえで、
- 移行レートは1,000ポイント → 1,000マイル
- ただし年間の移行上限が40,000マイル(プロパーカードの場合)
つまり140,000ポイントを1年でまとめてマイルにすることはできません。「ハワイ往復ビジネスクラスがすぐ取れる」といった書き方を見かけますが、1年分の上限では届かないのが実際のところです。マイル目的なら「毎年40,000マイルずつ移す」前提で計画を立てるのが現実解になります。



上限があると聞くと損した気分になりますが、ポイントのまま置いておけば有効期限は無期限(メンバーシップ・リワード・プラス登録時)なんですよね。急いで全部換えなくていい、と考えると、この上限はそこまで痛くないと思います。
2年目以降も残る、4つの継続特典
入会特典は1回きりです。長く持つかどうかは、2年目以降に何が残るかで決まります。
① フリー・ステイ・ギフト(年1回の無料宿泊券)
年間200万円(税込)以上の利用で、カード継続時に国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券がもらえます。対象ホテルのクラスによりますが、1泊で数万円分の宿泊費が浮くため、これ単体で年会費の大半を回収できる計算です。
逆に言うと、年間200万円に届かない使い方だと、この特典は付きません。ゴールド・プリファードの損益分岐は、事実上ここに集約されていると思っています。
② トラベルクレジット(毎年10,000円分)
カード継続ごとに、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約で使える10,000円分のクレジットが付与されます。使い道が旅行に限定されるぶん、旅行しない年は死に金になります。裏を返せば、年に一度でも旅行する家庭なら確実に消化できる枠です。
③ ポケットコンシェルジュ 20%キャッシュバック(年間最大10,000円)
レストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」経由での予約・決済ごとに20%が戻ります。年間最大10,000円なので、対象店で50,000円使い切れば満額です。記念日の食事を年に数回この経路に寄せるだけで到達します。
④ スターバックス カード オンライン入金 20%キャッシュバック
スターバックス カードへのオンライン入金で20%が戻ります。年間最大5,000円ですが、上限の数え方に少しクセがあって、1〜6月で最大2,500円、7〜12月で最大2,500円という半期区切りです。年の後半にまとめて入金しても満額は取れないので、前半のうちに一度入金しておくのがコツです。
継続特典ではないけれど、毎年効くもの:プライオリティ・パス
上の4つは「継続でもらえるもの」ですが、これとは別にプライオリティ・パスの年会費が無料になります。さらにラウンジの使用料(1回35米ドル)が年2回まで無料。公式はこの2つで約17,000円相当としています。3回目以降は都度有料なので、年に2回だけ空港ラウンジが無料で使えるカードと捉えるのが実態に近いです。
何度も海外へ行く方には物足りない一方、年1〜2回の海外旅行ならちょうど足りる回数でもあります。ここを目当てにさらに年会費の高いカードへ上げる必要は、我が家の使い方では感じていません。
おまけ:ゴールド・ダイニング by 招待日和
国内外の対象レストランで、所定のコースを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になるサービスです。「年2回まで」と書かれていることがありますが、正確には1店舗につき半期に1回という制限で、店を変えれば回数の上限はありません。ここは制限がゆるいほうなので、知っておくと効きます。
アメリカン・エキスプレスは、付帯特典を活用した場合の価値を年間合計62,800円相当(一例)としています。内訳は無料宿泊券・トラベルクレジット10,000円・プライオリティ・パス約17,000円相当・ポケットコンシェルジュ年間最大10,000円・招待日和・スターバックス年間最大5,000円など。年会費39,600円に対して、たしかに上回る計算です。
⚠ ただしこれは「全部使えば」の数字です。無料宿泊券は年間200万円を使った人だけ、招待日和は2名以上で予約した人だけ、スターバックスは半期ごとに入金した人だけが受け取れます。使わなかった特典は0円で、翌年に繰り越されることもありません。
判断するときは、この62,800円ではなく「自分が来年ほんとうに使う項目だけを足した金額」を年会費と比べてください。私の場合はトラベルクレジット10,000円とポケットコンシェルジュ、そして無料宿泊券で計算が合いました。
紹介なら公式より+20,000ポイントお得に作る場合はこちら→
「6ヶ月で100万円」は現実的な数字か
月あたり約16.7万円。ここで「無理だ」と感じて離脱する方が多いと思うので、我が家がどう組んだかを書きます。ポイントは新しく使うのではなく、すでに出ている支出の経路をこのカードに寄せることです。
- 固定費の集約:光熱費、通信費、保険料、各種サブスク。一度切り替えれば以降は自動で積み上がります
- 旅行関連の事前決済:宿泊、航空券、レンタカー。旅行好きの家庭ではここが一番大きく動きます
- ふるさと納税の一括決済:どのみち払う金額なので、タイミングを合わせるだけです
- 家族カードの合算:家族カードは2枚まで無料で、家族の決済も本会員の利用額に合算されます



妻のマイと「どこを寄せるか」を書き出してみたら、意外と手を動かさずに届く見込みが立ちました。共働きで支出の入口が2つある家庭は、ここが一番効くと思います。
ただし、ノルマ達成のために不要なものを買うのは本末転倒です。「もともと出ていく分を数えたら届くかどうか」で判断してください。数えて届かないなら、このカードは今のタイミングではない、という結論でいいと思います。
申し込みルートは3つ。入口はひとつしか選べません
同じカードでも、どこから申し込むかで受け取れるものが変わります。選択肢は大きく3つです。
| ルート | もらえるもの | 注意 |
|---|---|---|
| ① 公式サイト | 公式サイトに掲載されている入会特典 | いちばん手数がかからない基準の水準です |
| ② ポイントサイト経由 | 公式の入会特典+ポイントサイト独自のポイント | 掲載の有無・還元額は日々変わり、カード発行案件が出ていない時期もあります。サイト側にも独自の成果条件(発行後の利用など)が付くことがあるので、そちらの条件も読む必要があります |
| ③ ご紹介プログラム | 入会特典そのものが上乗せされます(紹介限定のボーナス) | 既存会員から個別にURLを受け取るひと手間がかかります |
ここで大事なのは、3つを足し合わせることはできないということです。アメックスの案内には「お申し込み時にご確認いただいたページに記載されているご入会特典が適用されます。お申し込み後に他の特典へのご変更はできません」と明記されています。つまり最後に通った入口の条件でその後が決まり、あとから乗り換えられません。不定期に出る「特別入会キャンペーン」も、そのキャンペーンページ経由の申し込みだけが対象と明記されるのが通例です。
選び方はシンプルで、「紹介限定で上乗せされる分」と「ポイントサイトの還元額」を、申し込む時点で見比べるだけです。当ブログでご案内できるカードでは、紹介限定の上乗せがポイントサイトの還元を上回っていることが多いのですが、これは時期によって逆転します。断定はしないので、申し込む直前にご自身で並べてみてください。
利用条件を無理なく達成するには
入会特典でいちばん多い脱落は、ポイント数ではなく期限内に利用金額が届かないことです。考え方はひとつで、新しい支出を作るのではなく、もともと出ていく支出を期間の中に寄せられるか。順番に見ていきます。
まず「予定されている支出」を数える
- 年払いにできるもの:保険料、通信費、サブスク、各種会費。月払いを年払いに変えるだけで窓の中の金額が増えます
- 時期が決まっている大口:車検、タイヤ交換、家電の買い替え、リフォーム、学費、引っ越し
- 税金の納付:固定資産税・自動車税など。国税のカード納付は1万円ごとに決済手数料がかかるので、手数料と獲得ポイントを見比べて判断してください
- 旅行費の前倒し:航空券・宿泊の事前決済。旅程が決まっているなら、支払いのタイミングだけを窓に合わせられます
- 家族カードの合算:家族会員の利用分は本会員の利用額に合算されます(家族カードが無料の券種なら、ここがいちばん効きます)
ギフトカードや電子マネーで嵩上げする方法について
Amazonギフトカードや百貨店ギフトカードの購入、電子マネーへのチャージで金額を積み上げる方法が紹介されているのを見かけます。手段としては存在しますが、当ブログはおすすめしていません。理由は2つです。
- 対象外になることがある:入会特典の注意事項には「年会費など一部対象とならないご利用分があります」と書かれており、換金性の高い商品や電子マネーへのチャージは、ポイント加算やボーナスの集計から外れる場合があります。実際にANAのステータス判定では、カード付帯の電子マネー(楽天Edy・PASMO・Suica等)へのチャージが対象外と明記されています
- 失敗が静か:決済自体は普通に通るため、対象外だったことに気づくのは特典が付かなかったときです
やるとしても、使い道が確実に決まっている範囲だけにとどめてください。条件を満たすために不要なものを買うのは本末転倒です。数えて届かないなら、それは「今は申し込むタイミングではない」というだけの話だと思います。
期限の数え方にも注意
達成期間の起算はカードの承認日です(申し込んだ日でも、カードが届いた日でもありません)。また利用金額の集計はカード会社に決済データが到着した日が基準で、加盟店によっては到着が1ヶ月以上あとになることがあります。締め切り間際の大口決済は当てにしないのが安全です。
向いている人・向いていない人
- 年間200万円前後のカード決済が現実的にある
- 年1回以上は旅行し、ホテルにお金を使う
- ポイントをホテル系に寄せて使う予定がある
- メタル券面の所有感に価値を感じる
- 年間の決済額が100万円に届かない
- 旅行も外食もほとんどしない
- ANAマイルを短期に大量に貯めたい(年40,000マイルの上限あり)
- 年会費を「先に払う」こと自体が負担になる
紹介での入会は「危険」なのか——規約を読んで整理します
「アメックスの紹介は危険」と書かれているのを見て不安になった方へ。ご紹介プログラムはアメリカン・エキスプレスが公式に提供している制度です。ただし利用規約にルールがあり、それを守っていない紹介のほうが危険、というのが実際のところです。当ブログがどうしているかも含めて書きます。
・ご家族・ご友人・お知り合いなど、連絡可能な状態にある方へのご紹介であること
・ご紹介を受けることについて、ご本人の同意が得られていること
当ブログは、お問い合わせページからご連絡をいただき、メールのやりとりをしたうえでご案内しています。この2つを満たす形です。
逆に「危険な紹介」はこちらです
ご紹介プログラム利用規約の禁止事項には、ブログ・SNSなど不特定多数が閲覧できる場所に紹介URLやコードを公開することが挙げられています。ペナルティはポイントの没収から会員資格の停止まで。note・X・Instagramにコードが直接貼られているのを見かけますが、あれは紹介する側がリスクを負っている状態です。当ページにご案内用のURLを載せていないのは、この理由です。
お送りするURLについて
ご案内用のURLは、上に書いた理由からページには載せず、ご依頼をいただいた方へ個別のメールでお送りしています。券種によっては手配が必要になるため、お時間をいただくことがあります(いつまでに、というお約束はしていません)。
また、キャンペーンが切り替わったあとの古いURLをお送りしないよう、取得から一定の期間を過ぎたものは使わない運用にしています。とはいえ入会特典の内容は予告なく改定されますので、最終的にはお申し込み画面に表示される条件をご確認ください。適用されるのは申し込み時に表示されていた条件で、あとから変更できません。
こちらの個人情報は、紹介者に伝わりますか
伝わりません。氏名・住所・電話番号・年収・審査の内容が紹介者に共有されることはありません。当ブログがいただくのもニックネームとメールアドレスだけです。
ご入会が成立したときにアメリカン・エキスプレスから当ブログに届くのは、「ポイントが加算されました」という通知だけです。お申し込みになった方のお名前も、ご連絡先も含まれていません。つまりどなたがご入会されたかを、当ブログが確認する手段はありません(同じ時期のご依頼が1件だけであれば時期から見当がつくことはありますが、分かるのはそこまでです)。否決だった場合に、その理由が伝わることもありません。
紹介した側にも特典があります(利益開示)
あります。ご紹介から入会いただくと、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)にポイントが付与されます。券種ごとに年間の紹介人数・獲得ポイントに上限があるため、家族名義のカードからご案内することがあります。隠す話ではないので先に書いておきます。
すでにアメックスをお持ちの方へ(プロパーと提携カードは別枠です)
ご紹介プログラム利用規約 第5条5項が対象外として挙げているのは、①家族カード・追加カードでの入会 ②いま持っているカードからの切り替え ③グリーン・カード/ゴールド・カード/プラチナ・カードを現在お持ちの方、または過去にお持ちで再入会される方の3つです。③で名前が挙がっているのはプロパーカードだけ(申込画面の募集条件では、これにゴールド・プリファードが加わります)。
ヒルトン・マリオット・ANA・デルタなどの提携カードは、この名指しの一覧に入っていません。提携カードはブランドごとに別のカードとして扱われるため、たとえばプロパーカードをお持ちの方がマリオットやヒルトンのアメックスに入会する場合、そのカードの特典は別に受けられます(逆も同じです)。一方で同じブランドの中でのグレード違い(一般↔ゴールド↔プレミアム)は同じカードとみなされることがありますので、そこは注意が必要です。心当たりのある方は、申し込む前に申込画面の表示かアメックスのカスタマーサービスでご確認ください。お申し込みの資格(年齢・収入の条件)も、申込画面でご確認いただくのが確実です。
ご紹介用URLの受け取り方
ここで、どうしてもワンクッション必要になります。ご案内用のURLは規約でブログなどに掲載できないため、このページに貼っておくことができません。お手数ですが、ご希望の方には個別にお送りする形をとらせてください。
お問い合わせフォームからご連絡いただければ、ご案内用URLを個別にメールでお送りします。お名前欄はニックネームで構いません。住所・電話番号はいただきませんし、お聞きすることもありません。審査の内容や、否決だった場合のことが紹介者に伝わることもありません(ご入会が成立した際にアメックスから届くのはポイント加算の通知だけで、お名前・ご連絡先は含まれません)。券種によっては手配が必要になるため、返信までにお時間をいただくことがあります。
ゴールド・プリファード以外をご希望の場合も、お問い合わせ本文の「ご希望のカード」を書き換えていただければ同じようにご案内します。グリーン・プラチナといったプロパーカード、ANAアメリカン・エキスプレス(ゴールド/プレミアム)、マリオット ボンヴォイ、デルタ スカイマイル、ビジネスカード(グリーン/ゴールド/プラチナ)が対象です。迷っている段階のご相談も、同じ欄に書いていただければ分かる範囲でお答えします。
・本ご紹介により、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)に特典(ポイント等)が付与されます。利益関係がありますので、あらかじめ開示します。
・記載の特典内容・年会費・入会条件は2026年9月時点で公式サイト等で確認した情報です。改定される場合があるため、お申し込み前に必ず公式サイトおよび申込画面の最新条件をご確認ください。
・当ページは特定のカードへの申し込みを強制するものではありません。ご自身の利用額・生活スタイルに照らしてご判断ください。