アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの年会費は165,000円(税込)。ゴールド・プリファードの39,600円と並べると、4倍以上です。ここまで来ると「元が取れる/取れない」は好みの問題ではなく、年間にいくら決済するかでほぼ決まってしまいます。
このページでは、プラチナの入会特典と継続特典を公式サイトで確認できる数字だけで並べ、どこに損益分岐があるのかを整理します。あわせて、ご紹介プログラム経由で申し込む方法もご案内します。あいまいなところは「あいまいだ」と書きます。
① 特典・メリットの一覧(何が受けられるか・条件つきで一覧表に)
② 入会特典の内訳と、公式サイト経由との差
③ 250,000ポイントの現実的な使い道(年会費充当・ホテル・マイル)
④ 2年目以降に残る継続特典と、年会費165,000円の回収ライン
⑤ ゴールド・プリファードとの分岐点(向いていない方には見送りをおすすめします)
初年度:ご紹介経由の入会特典は最大250,000ポイント。メンバーシップ・リワード・プラスに登録していれば1ポイント=1円でカード利用代金に充当できるので、165,000円の年会費は初年度なら数字のうえで回収できます。
2年目以降:カード継続だけで残るのは「プレミアム フリー・ステイ・ギフト(1泊2名分)」「グローバル・ダイニング・キャッシュバック(年間最大40,000円)」「6つのホテルグループの上級会員資格」「プライオリティ・パス」。ここまでは年間の利用金額に関係なく付きます。
壁は2つ:入口の壁が「入会後6ヶ月で250万円」、2年目以降の壁が「年間500万円」です。エアライン・クレジット(10万円分)の2年目以降と、フリー・ステイ・ギフトの2泊目は、この500万円の先にあります。ここに届かない使い方なら、プラチナよりゴールド・プリファードのほうが回収しやすい、というのが私の結論です。
先に立場を書きます。私はプラチナを持っていません
いきなり水を差すようですが、大事なところなので最初に書いておきます。私が今使っているプロパーカードはゴールド・プリファードで、プラチナは持っていません。持っていない人間が「使ってみて最高でした」と書くのは、いちばんやってはいけないことだと思っています。
なぜゴールド・プリファードを選んだかというと、単純に年間200万円の線は踏めるけれど、500万円の線は踏めないからです。我が家の支出を全部このカードに寄せても500万円には届かない。だったら、届く側のカードで確実に回収したほうがいい、という判断でした。
ノリスカードのグレードって、上に行くほど偉いという話ではなくて、決済額の階段に合わせて選ぶものなんですよね。500万円を使う人がゴールド・プリファードを持つのも、200万円の人がプラチナを持つのも、どちらも取りこぼしが出ると思います。
ですので、このページに書くのは公式サイトで確認できる数字と、同じプロパーカードのゴールド・プリファードを実際に使っている立場から見た比較だけです。使用感の話は書けないので、書きません。
特典一覧——このカードで何が受けられるか
先に、付いてくるものを一箇所で確認できるようにまとめます。数字と条件はすべて公式サイトの記載です(2026年7月1日改定後の内容/2026年9月3日確認)。プラチナは「継続だけで付くもの」と「年間500万円を使った人だけに付くもの」がはっきり分かれるので、「条件・注意」の列まで見ていただくのが判断を間違えないコツだと思います。
| 特典 | 内容 | 条件・注意 |
|---|---|---|
| 毎年の継続特典(利用金額の条件なしで付くもの) | ||
| プレミアム フリー・ステイ・ギフト | 国内対象ホテルの1泊2名分 | カード継続だけで1泊(利用金額の条件なし)。対象はMarriott Bonvoy・Hilton・Hyatt・Okura・Nikko・New Otani・Royal Park・Seibu Prince など |
| グローバル・ダイニング・キャッシュバック | 対象レストランで50%キャッシュバック(年間最大40,000円) | 1〜6月で最大20,000円・7〜12月で最大20,000円の半期区切り。「Amex Offers」での事前登録が必須。国内はポケットコンシェルジュ経由の予約・オンライン決済のみ対象。メタル製カードが対象 |
| ホテルグループの上級会員資格(6グループ) | ヒルトン・オナーズ ゴールド/Marriott Bonvoy ゴールドエリート/Seibu Prince Global Rewards プラチナ/Radisson Rewards Premium/One Harmony エクスクルーシィヴ/ALL Accor ゴールド | One Harmonyは2026年8月4日開始、ALL Accorは2026年秋開始予定。ホテル系アメックスで既に上位を持っている方には重複します(価値が0円になり得る欄) |
| プライオリティ・パス | 登録無料・ラウンジ利用料も無料・回数制限なし | 同伴者は1名まで無料、2名以上は1名につき35米ドル。家族カード(4枚まで無料)も対象 |
| センチュリオン・ラウンジ/FHR/コンシェルジェ | 羽田ほかのセンチュリオン・ラウンジ、ファイン・ホテル・アンド・リゾート(客室アップグレード・朝食・柔軟なチェックイン/アウト等)、プラチナ・コンシェルジェ・デスク | FHRは対象ホテル・対象プランでの予約が必要です |
| 年間の利用金額が条件になるもの(ここが2つ目の壁) | ||
| エアライン・クレジット | 10万円分 | 初年度は年会費のお支払いで進呈。2年目以降はカード継続+年間500万円(税込)以上。利用は海外航空券で1回の予約30万円(税込)以上が必要 |
| フリー・ステイ・ギフトの2泊目 | 無料宿泊がもう1泊(最大2泊) | 年間500万円(税込)以上の利用が条件 |
| ポイント | ||
| メンバーシップ・リワード・プラス | 通常は年間参加費3,300円のところ無料で登録可能 | プラチナは自動登録ではなく自分で登録が必要(ゴールド・プリファードは自動)。登録すると1ポイント=1円でカード利用代金に充当でき、未登録だと0.3円。ポイントの有効期限も無期限になります |
| 入会特典 | ご紹介経由で最大250,000ポイント(公式サイト経由は最大225,000ポイント) | 入会後6ヶ月で250万円の利用が条件。グリーン/ゴールド/プラチナ/ゴールド・プリファードを現在または過去にお持ちの方は対象外 |
| 家族カード | 4枚まで無料 | 家族の決済も本会員の利用額に合算されます(500万円の判定で効きます)。ゴールド・プリファードは2枚まで無料 |
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紹介入会と公式サイト入会は、何が違うのか
アメリカン・エキスプレスには「ご紹介プログラム」があり、既存会員からの紹介経由で申し込むと、入会特典のポイントが公式サイトからの通常入会より多く設定されることがあります。達成条件(利用期間・利用金額)は同じなのに、もらえるポイントだけが変わる、というのが基本的な仕組みです。
入会特典のポイント数・達成条件・年会費・継続特典は、アメリカン・エキスプレスによって予告なく改定されます。実際、プラチナ・カードの継続特典は2026年7月1日に改定されています。当ページの数字は「2026年9月3日時点で公式サイトに掲載されていた内容」であり、将来を保証するものではありません。お申し込み時点で申込画面に表示される条件が、常に最終的な正です。必ずご自身の目でご確認ください。
そのうえで、2026年9月時点の水準を並べるとこうなります。どちらもアメリカン・エキスプレスの公式ページに掲載されている数値です。
| 達成条件 | 公式サイト経由 | ご紹介経由 |
|---|---|---|
| 入会後3ヶ月以内に100万円利用 | 60,000 pt | 60,000 pt |
| 入会後6ヶ月以内に250万円利用 | 140,000 pt | 165,000 pt |
| 上記250万円分の通常決済ポイント(100円=1pt) | 25,000 pt | 25,000 pt |
| 合計 | 最大 225,000 pt | 最大 250,000 pt |
・公式サイト経由の入会特典 … アメリカン・エキスプレス公式「プラチナ・カードを持つメリットは?」(2026年7月1日現在の入会特典として掲載)
・ご紹介経由の入会特典 … アメリカン・エキスプレス公式「<ご紹介プログラム>期間限定キャンペーン一覧」
・2026年7月1日の継続特典改定 … アメリカン・エキスプレス公式「プラチナ・カード®(改定内容のご案内)」
キャンペーンは予告なく改定されます。お申し込み時点で申込画面に表示される条件が最終的な正ですので、上記リンクからご自身で最新の内容をご確認ください。
差が出ているのは「入会後6ヶ月以内に250万円」のボーナス一箇所だけです。3ヶ月で100万円の60,000ポイントも、通常決済分の25,000ポイントも同じ。同じ金額を、同じ期間で使うのに、入口を変えるだけで25,000ポイント変わります。
この表で一点、注意しておきたいところがあります。いちばん下の「通常決済分 25,000ポイント」は上限であって、必ず満額もらえる数字ではありません。年会費の支払いはポイント加算の対象外ですし、加盟店によっては200円で1ポイントに落ちます。250万円を使えば自動的に25,000ポイント、とは考えないほうが安全です。
もうひとつ、入会特典そのものの対象外条件があります。アメリカン・エキスプレスのプロパーカード(グリーン/ゴールド/プラチナ、そしてゴールド・プリファード)を現在お持ちの方、過去にお持ちだった方は対象外とされています。いま持っているカードからの切り替えや、家族カードだけの申し込みも対象になりません。逆に、ヒルトン・マリオット・ANAなどの提携カードはブランドごとに別のカードとして扱われるため、提携カードだけをお持ちの方はここに当たりません(プロパーと提携カードは別枠で、それぞれに特典が付きます)。後述する紹介特典の対象外条件ともほぼ重なるので、心当たりのある方は申し込む前に確認してください。
ちなみに、紹介した側(当ブログ運営者またはその家族)にもポイントが入ります。券種ごとに年間の上限があるため、家族名義のカードからご案内することがあります。利益関係があることは先に開示しておきます。そのうえで、このページには私が実際に確かめられなかったことは書かないようにしています。
250,000ポイントの使い道、現実的な3パターン
ポイントの価値は使い道で3倍以上変わります。前提として、プラチナ・カード会員は「メンバーシップ・リワード・プラス」(通常は年間参加費3,300円)に無料で登録できます。以下はすべて登録済みのレートなので、入会したらまず登録を済ませてください。ゴールド・プリファードは自動で登録されますが、プラチナは自分で登録する点だけ違います。
パターンA:年会費に充当して、支出をゼロに寄せる
メンバーシップ・リワード・プラス登録時、ポイントは1ポイント=1円でカード利用代金に充当できます(未登録だと1ポイント=0.3円なので、この差は決定的です)。165,000ポイントを年会費に充てれば初年度の年会費は実質的に消え、それでも85,000ポイントが手元に残ります。
いちばん地味ですが、いちばん確実な使い方です。「165,000円は高すぎる」と感じている方は、まずこの計算を基準に置くと判断しやすいと思います。
パターンB:ホテルのポイントに移して宿泊に充てる
メンバーシップ・リワード・プラス登録時の移行レートは次のとおりです。
- ヒルトン・オナーズ:1,000ポイント → 1,250ポイント(250,000ptなら312,500ヒルトンポイント)
- Marriott Bonvoy:1,000ポイント → 990ポイント(250,000ptなら247,500ポイント)
我が家はヒルトンとマリオットを両方使っているので、ここは肌感覚があります。ヒルトンは必要ポイント数が変動制なので一概には言えませんが、31万ポイント台あれば、国内の上位クラスのホテルで家族旅行を何回か組める規模です。年会費165,000円を「宿泊費の前払い」と読み替えられる方には、いちばん納得感のある出口だと思います。
パターンC:ANAマイルに換える(ただし年間の上限あり)
ここは、多くの紹介記事が説明を省いてしまうところなので、正直に書きます。プロパーカードでANAマイルへ移行するには、「メンバーシップ・リワード ANAコース」の年間参加費5,500円(税込)が別途必要です。そのうえで、
- 移行レートは1,000ポイント → 1,000マイル
- ただし年間の移行上限が40,000マイル(プロパーカードの場合)
つまり250,000ポイントを全部マイルに換えようとすると、単純計算で6年以上かかります。「プラチナならマイルが一気に貯まる」という書き方を見かけますが、移行の蛇口の太さは年会費では変わりません。マイル目的なら「毎年40,000マイルずつ移す」前提で計画を立てるのが現実解です。



上限があると聞くと損した気分になりますが、ポイントのまま置いておけば有効期限は無期限(メンバーシップ・リワード・プラス登録時)なんですよね。急いで全部換えなくていいと考えると、この上限はそこまで痛くないと思います。
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2年目以降に残るもの(2026年7月1日改定後)
入会特典は1回きりです。年会費165,000円を毎年払い続けるかどうかは、2年目以降に何が残るかで決まります。2026年7月1日に内容が改定されているので、古い記事の情報と食い違うところがあります。以下は改定後の内容です。
① プレミアム フリー・ステイ・ギフト(継続で1泊、年間500万円で2泊)
カード継続で、国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券がもらえます。さらに年間500万円(税込)以上の利用でもう1泊分が追加され、最大2泊になります。対象ホテルにはMarriott Bonvoy、Hilton、Hyatt、Okura、Nikko、New Otani、Royal Park、Seibu Prince などが含まれます。
ここはゴールド・プリファードとの明確な差です。ゴールド・プリファードは「年間200万円以上」が条件で1泊のみ。プラチナは利用金額の条件なしで1泊が確定します。使う金額が読めない年でも宿泊券が消えない、というのは地味に効きます。
② エアライン・クレジット(10万円分・ただし条件つき)
改定前は「継続で2万円分のトラベルクレジット」でしたが、改定後は10万円分のエアライン・クレジットになりました。金額だけ見ると大幅な増額です。ただし条件をよく読む必要があります。
- 入会初年度:年会費のお支払いで進呈
- 2年目以降:カード継続+年間500万円(税込)以上のご利用で進呈
- 利用は海外航空券の購入時で、1回の予約で30万円(税込)以上が必要
つまり、この10万円分を毎年受け取れるのは「年間500万円を使い、かつ1回30万円以上の海外航空券を買う」層です。国内旅行が中心の家庭では、初年度の1回きりで終わる可能性が高いと考えておいたほうが安全だと思います。ここを「毎年10万円もらえる」と読んでしまうと、回収計画が崩れます。
③ グローバル・ダイニング・キャッシュバック(50%・年間最大40,000円)
2026年7月1日の利用分から、キャッシュバック率が20%から50%に上がりました。年間最大40,000円で、1月〜6月で最大20,000円、7月〜12月で最大20,000円という半期区切りです。年の後半にまとめて使っても満額は取れないので、前半のうちに一度使っておくのがコツになります。
注意点が3つあります。①マイアカウントの「Amex Offers」での事前登録が必須、②日本国内のレストランはポケットコンシェルジュを通して予約・オンライン決済した場合のみ対象、③メタル製のプラチナ・カードが対象(プラスチック製は対象外)です。とくに②は、ふらっと入った店の会計をカードで払っても対象にならない、という意味なので、実質的には「予約して行く食事」の特典だと理解しておくと外しません。
④ ホテルグループの上級会員資格(6グループ)
改定で4グループから6グループに増えました。内訳は、ヒルトン・オナーズ ゴールドステータス、Marriott Bonvoy ゴールドエリート、Seibu Prince Global Rewards プラチナメンバー、Radisson Rewards Premium ステータス、One Harmony エクスクルーシィヴメンバー(2026年8月4日開始)、ALL Accor ゴールドステータス(2026年秋開始予定)です。



正直に言うと、我が家にとってここは重複します。ヒルトンはヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムでダイヤモンド、マリオットはマリオット ボンヴォイ・アメックス・プレミアムでプラチナエリートを持っているので、ゴールド相当をもう1枚もらっても上書きにならないんです。
逆に言うと、ホテル系のアメックスをまだ持っていない方にとっては、この6グループ一括付与はかなり大きいということです。ご自身がすでにどのステータスを持っているかで、この特典の価値は10万円分にも0円にもなります。ここは人によって評価が割れて当然のところです。
⑤ プライオリティ・パス
世界の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスに無料で登録でき、ラウンジ利用料も無料・利用回数の制限もありません。同伴者は1名まで無料で、2名以上の場合は1名につき35米ドルです。家族カード(4枚まで無料)も対象なので、夫婦それぞれがカードを持てば、実質的に大人2名+同伴2名までカバーできる計算になります。
そのほか、羽田をはじめとするセンチュリオン・ラウンジの利用、ファイン・ホテル・アンド・リゾート(客室アップグレード・朝食・柔軟なチェックイン/アウト等)、プラチナ・コンシェルジェ・デスクが付きます。
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「6ヶ月で250万円」は現実的な数字か
月あたり約41.7万円。ゴールド・プリファード(6ヶ月で100万円=月約16.7万円)とは、はっきり別の世界です。ここは正直に書きますが、普通の家計の支出を寄せ集めるだけでは届かないことのほうが多いと思います。
それでも届く可能性があるのは、次のような条件が重なったときです。
- 家族カード4枚の合算:家族カードは4枚まで無料で、家族の決済も本会員の利用額に合算されます。ここがゴールド・プリファード(2枚まで無料)との実務上の差です
- 大きな支出の予定が半年以内にある:住宅設備、車、リフォーム、学費、まとまった旅行など。カード払いに対応しているかを先に確認しておく必要があります
- 固定費と税金の集約:光熱費・通信費・保険料・サブスク、そしてふるさと納税。どのみち払う分の経路を変えるだけです
- 事業やフリーランスの経費が個人カードに乗る:ここが乗る方は一気に現実的になります
逆に、この4つのどれにも当てはまらない場合は、250万円のために買い物をすることになりかねません。それは本末転倒です。数えて届かないなら、いまはゴールド・プリファードのほうが素直に得をします。私自身がそう判断した側なので、ここは自信を持ってお伝えできます。
ゴールド・プリファードと、どちらを選ぶか
同じプロパーカードの2枚を、判断に効く項目だけで並べます。数字はいずれも2026年9月3日時点で公式サイトに掲載されていた内容です。
| 比較項目 | ゴールド・プリファード | プラチナ |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 39,600円 | 165,000円 |
| ご紹介経由の入会特典 | 最大140,000 pt (6ヶ月100万円) |
最大250,000 pt (6ヶ月250万円) |
| 無料宿泊券 | 年間200万円以上の利用で1泊 | 継続で1泊 +年間500万円で2泊目 |
| 旅行系クレジット | トラベルクレジット10,000円分 | エアライン・クレジット100,000円分 (2年目以降は年間500万円が条件) |
| ダイニング | ポケットコンシェルジュ20% (年間最大10,000円) |
グローバル・ダイニング50% (年間最大40,000円) |
| ホテル上級会員資格 | — | 6グループの上位ステータス |
| 家族カード | 2枚まで無料 | 4枚まで無料 |
| メンバーシップ・リワード・プラス | 無料で自動登録 | 無料で登録可(要手続き) |



この表を眺めていると、境目は年会費の差125,400円ではなく、年間の決済額が200万円台なのか500万円台なのかにあると思うんです。500万円を超える人にとってプラチナは特典の総額が跳ね上がる設計で、超えない人にとっては上位2つの特典がそのまま消えるので、同じカードでも受け取る価値がまったく別物になるんですよね。
申し込みルートは3つ。入口はひとつしか選べません
同じカードでも、どこから申し込むかで受け取れるものが変わります。選択肢は大きく3つです。
| ルート | もらえるもの | 注意 |
|---|---|---|
| ① 公式サイト | 公式サイトに掲載されている入会特典 | いちばん手数がかからない基準の水準です |
| ② ポイントサイト経由 | 公式の入会特典+ポイントサイト独自のポイント | 掲載の有無・還元額は日々変わり、カード発行案件が出ていない時期もあります。サイト側にも独自の成果条件(発行後の利用など)が付くことがあるので、そちらの条件も読む必要があります |
| ③ ご紹介プログラム | 入会特典そのものが上乗せされます(紹介限定のボーナス) | 既存会員から個別にURLを受け取るひと手間がかかります |
ここで大事なのは、3つを足し合わせることはできないということです。アメックスの案内には「お申し込み時にご確認いただいたページに記載されているご入会特典が適用されます。お申し込み後に他の特典へのご変更はできません」と明記されています。つまり最後に通った入口の条件でその後が決まり、あとから乗り換えられません。不定期に出る「特別入会キャンペーン」も、そのキャンペーンページ経由の申し込みだけが対象と明記されるのが通例です。
選び方はシンプルで、「紹介限定で上乗せされる分」と「ポイントサイトの還元額」を、申し込む時点で見比べるだけです。当ブログでご案内できるカードでは、紹介限定の上乗せがポイントサイトの還元を上回っていることが多いのですが、これは時期によって逆転します。断定はしないので、申し込む直前にご自身で並べてみてください。
利用条件を無理なく達成するには
入会特典でいちばん多い脱落は、ポイント数ではなく期限内に利用金額が届かないことです。考え方はひとつで、新しい支出を作るのではなく、もともと出ていく支出を期間の中に寄せられるか。順番に見ていきます。
まず「予定されている支出」を数える
- 年払いにできるもの:保険料、通信費、サブスク、各種会費。月払いを年払いに変えるだけで窓の中の金額が増えます
- 時期が決まっている大口:車検、タイヤ交換、家電の買い替え、リフォーム、学費、引っ越し
- 税金の納付:固定資産税・自動車税など。国税のカード納付は1万円ごとに決済手数料がかかるので、手数料と獲得ポイントを見比べて判断してください
- 旅行費の前倒し:航空券・宿泊の事前決済。旅程が決まっているなら、支払いのタイミングだけを窓に合わせられます
- 家族カードの合算:家族会員の利用分は本会員の利用額に合算されます(家族カードが無料の券種なら、ここがいちばん効きます)
ギフトカードや電子マネーで嵩上げする方法について
Amazonギフトカードや百貨店ギフトカードの購入、電子マネーへのチャージで金額を積み上げる方法が紹介されているのを見かけます。手段としては存在しますが、当ブログはおすすめしていません。理由は2つです。
- 対象外になることがある:入会特典の注意事項には「年会費など一部対象とならないご利用分があります」と書かれており、換金性の高い商品や電子マネーへのチャージは、ポイント加算やボーナスの集計から外れる場合があります。実際にANAのステータス判定では、カード付帯の電子マネー(楽天Edy・PASMO・Suica等)へのチャージが対象外と明記されています
- 失敗が静か:決済自体は普通に通るため、対象外だったことに気づくのは特典が付かなかったときです
やるとしても、使い道が確実に決まっている範囲だけにとどめてください。条件を満たすために不要なものを買うのは本末転倒です。数えて届かないなら、それは「今は申し込むタイミングではない」というだけの話だと思います。
期限の数え方にも注意
達成期間の起算はカードの承認日です(申し込んだ日でも、カードが届いた日でもありません)。また利用金額の集計はカード会社に決済データが到着した日が基準で、加盟店によっては到着が1ヶ月以上あとになることがあります。締め切り間際の大口決済は当てにしないのが安全です。
向いている人・向いていない人
- 年間500万円前後のカード決済が現実的にある
- 海外旅行が多く、空港ラウンジを家族で使う
- ホテル系のステータスをまだ持っていない
- 予約して行く食事が年に何度もある
- 1回30万円以上の海外航空券を買う機会がある
- 入会後6ヶ月で250万円に届かない
- 年間の決済が200万円台で頭打ちになる
- すでにホテル系アメックスで上位ステータスがある
- 旅行が国内中心で、海外航空券をあまり買わない
- ANAマイルを短期に大量に貯めたい(年40,000マイルの上限あり)
「向いていない人」に当てはまった方は、アメックス・ゴールド・プリファードのページもあわせてご覧ください。年会費39,600円で無料宿泊券とトラベルクレジットが付く設計で、年間200万円が射程に入る家庭ならこちらのほうが回収は素直です。私が実際に選んだのもこちらです。
紹介での入会は「危険」なのか——規約を読んで整理します
「アメックスの紹介は危険」と書かれているのを見て不安になった方へ。ご紹介プログラムはアメリカン・エキスプレスが公式に提供している制度です。ただし利用規約にルールがあり、それを守っていない紹介のほうが危険、というのが実際のところです。当ブログがどうしているかも含めて書きます。
・ご家族・ご友人・お知り合いなど、連絡可能な状態にある方へのご紹介であること
・ご紹介を受けることについて、ご本人の同意が得られていること
当ブログは、お問い合わせページからご連絡をいただき、メールのやりとりをしたうえでご案内しています。この2つを満たす形です。
逆に「危険な紹介」はこちらです
ご紹介プログラム利用規約の禁止事項には、ブログ・SNSなど不特定多数が閲覧できる場所に紹介URLやコードを公開することが挙げられています。ペナルティはポイントの没収から会員資格の停止まで。note・X・Instagramにコードが直接貼られているのを見かけますが、あれは紹介する側がリスクを負っている状態です。当ページにご案内用のURLを載せていないのは、この理由です。
お送りするURLについて
ご案内用のURLは、上に書いた理由からページには載せず、ご依頼をいただいた方へ個別のメールでお送りしています。券種によっては手配が必要になるため、お時間をいただくことがあります(いつまでに、というお約束はしていません)。
また、キャンペーンが切り替わったあとの古いURLをお送りしないよう、取得から一定の期間を過ぎたものは使わない運用にしています。とはいえ入会特典の内容は予告なく改定されますので、最終的にはお申し込み画面に表示される条件をご確認ください。適用されるのは申し込み時に表示されていた条件で、あとから変更できません。
こちらの個人情報は、紹介者に伝わりますか
伝わりません。氏名・住所・電話番号・年収・審査の内容が紹介者に共有されることはありません。当ブログがいただくのもニックネームとメールアドレスだけです。
ご入会が成立したときにアメリカン・エキスプレスから当ブログに届くのは、「ポイントが加算されました」という通知だけです。お申し込みになった方のお名前も、ご連絡先も含まれていません。つまりどなたがご入会されたかを、当ブログが確認する手段はありません(同じ時期のご依頼が1件だけであれば時期から見当がつくことはありますが、分かるのはそこまでです)。否決だった場合に、その理由が伝わることもありません。
紹介した側にも特典があります(利益開示)
あります。ご紹介から入会いただくと、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)にポイントが付与されます。券種ごとに年間の紹介人数・獲得ポイントに上限があるため、家族名義のカードからご案内することがあります。隠す話ではないので先に書いておきます。
すでにアメックスをお持ちの方へ(プロパーと提携カードは別枠です)
ご紹介プログラム利用規約 第5条5項が対象外として挙げているのは、①家族カード・追加カードでの入会 ②いま持っているカードからの切り替え ③グリーン・カード/ゴールド・カード/プラチナ・カードを現在お持ちの方、または過去にお持ちで再入会される方の3つです。③で名前が挙がっているのはプロパーカードだけ(申込画面の募集条件では、これにゴールド・プリファードが加わります)。
ヒルトン・マリオット・ANA・デルタなどの提携カードは、この名指しの一覧に入っていません。提携カードはブランドごとに別のカードとして扱われるため、たとえばプロパーカードをお持ちの方がマリオットやヒルトンのアメックスに入会する場合、そのカードの特典は別に受けられます(逆も同じです)。一方で同じブランドの中でのグレード違い(一般↔ゴールド↔プレミアム)は同じカードとみなされることがありますので、そこは注意が必要です。心当たりのある方は、申し込む前に申込画面の表示かアメックスのカスタマーサービスでご確認ください。お申し込みの資格(年齢・収入の条件)も、申込画面でご確認いただくのが確実です。
ご紹介用URLの受け取り方
ここで、どうしてもワンクッション必要になります。ご案内用のURLは規約でブログなどに掲載できないため、このページに貼っておくことができません。お手数ですが、ご希望の方には個別にお送りする形をとらせてください。
お問い合わせフォームからご連絡いただければ、ご案内用URLを個別にメールでお送りします。お名前欄はニックネームで構いません。住所・電話番号はいただきませんし、お聞きすることもありません。審査の内容や、否決だった場合のことが紹介者に伝わることもありません(ご入会が成立した際にアメックスから届くのはポイント加算の通知だけで、お名前・ご連絡先は含まれません)。券種によっては手配が必要になるため、返信までにお時間をいただくことがあります。
プラチナ以外をご希望の場合も、お問い合わせ本文の「ご希望のカード」を書き換えていただければ同じようにご案内します。グリーン・ゴールド・プリファードといったプロパーカード、ANAアメリカン・エキスプレス(ゴールド/プレミアム)、マリオット ボンヴォイ、デルタ スカイマイル、ビジネスカード(グリーン/ゴールド/プラチナ)が対象です。迷っている段階のご相談も、同じ欄に書いていただければ分かる範囲でお答えします。
・本ご紹介により、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)に特典(ポイント等)が付与されます。利益関係がありますので、あらかじめ開示します。
・当ページの筆者はプラチナ・カードを保有していません。記載内容は公式サイトで確認できる事実に基づくもので、使用感に関する記述は含みません。
・記載の特典内容・年会費・入会条件は2026年9月3日時点で公式サイト等で確認した情報です。改定される場合があるため、お申し込み前に必ず公式サイトおよび申込画面の最新条件をご確認ください。
・当ページは特定のカードへの申し込みを強制するものではありません。ご自身の利用額・生活スタイルに照らしてご判断ください。