高知2日目、いよいよひろめ市場へ!
高知旅行2日目の昼、家族3人でひろめ市場に向かいました。事前リサーチで「高知に来たらここは外せない」と決めていた場所です。結論から言うと、日曜の13時ごろに着いて満席・座れず、テイクアウトの食べ歩きに切り替えることになりました。その実体験をベースに、空いている時間帯・席の取り方・駐車場まで、次に行く方が同じ失敗をしないようにまとめます。
- 日曜13時のひろめ市場が実際どれくらい混んでいたか(実体験)
- 空いている時間帯の狙い目と、日曜だけ開店が1時間早い理由
- 席が取れないときの3つの手(我が家が選んだ方法)
- 駐車場の料金・割引条件と、日曜だけ変わる出入口
のんたん高知城の見学を終えてお腹がペコペコになったタイミングで、さあ次はひろめ市場だ!と家族3人のテンションがひとつになった瞬間、正直ちょっと鼻の頭が高くなってました(笑)


日曜13時のひろめ市場は満席でした——混雑のリアル
入り口の招き猫の看板をくぐった瞬間——むわっと熱気と人いきれが押し寄せてきました。見渡す限り、席がない。テーブルというテーブルはすべて埋まっていて、通路を行き交う人の波も絶えません。天井の低い空間に、焼き物の煙、揚げ物のにおい、あちこちから飛び交う笑い声が混ざり合って、もうそれだけで高知の「食のエネルギー」みたいなものを全身で受け取った感覚でした。


わあ!すごい人!みんなここでごはん食べてるの?



そう!高知の人たちが毎日みたいに集まってくる、いわば「みんなの食堂」みたいな場所なんだよ。
目を丸くして市場の中を見回すメイの横顔が、忘れられません。小学3年生の目に、この空間はどう映ったんだろうと思いながら、10分待っても、15分待っても、座れる気配がまったくない状況が続きました。空席を探して2周ほど回りましたが、立ち上がる気配のあるテーブルには既に別のグループが張りついている、という感じです。
ひろめ市場が空いてる時間は?時間帯別の狙い目
我が家が体験したのは「日曜の13時ごろ=ほぼ最悪のタイミング」でした。ひろめ市場は約60店舗が共有の客席を囲むフードコート型なので、店が空いていても席が空いていなければ座れません。混雑を左右するのは店の行列より客席の回転です。
ここで見落とされがちな事実がひとつ。ひろめ市場の営業時間は月〜土が10:00〜23:00、日曜だけ9:00〜23:00と、日曜は開店が1時間早いんです。すぐ近くで日曜市(追手筋の街路市)が早朝から開かれるため、それに合わせた時間設定になっています。つまり日曜こそ午前中の早い時間が狙い目で、日曜市を歩いてからひろめ市場に流れ込む人波の前に入ってしまうのが一番確実、ということになります。
ひろめ市場 時間帯別の狙い目
◎ 9:00〜11:00(日曜は9時開店)
一番席を取りやすい時間帯。日曜市とのはしごなら、先にひろめ市場で席を確保してしまうのも手です。
△ 11:00〜14:00
ランチのピーク。我が家が撃沈したのがこの時間帯(日曜13時ごろ)で、席の競争率が最も高くなります。
◎ 14:30〜17:00
ランチ客が引いて夜の部が始まる前の谷間。昼を食べそびれても、ここに回せば落ち着いて座れる可能性が上がります。
△ 17:00〜20:00
地元の方の飲みの時間帯と重なり、再び混み合います。
○ 20:00以降〜23:00
23時までやっているので、遅めの晩ごはんや〆にも使えます。ただし店舗ごとに閉店時間が違う点は要注意です。
※時間帯の傾向は、我が家の訪問時(日曜13時=満席)の実感と営業時間から整理したものです。連休・よさこい期間などは終日混み合います。



ここ、待ち行列がどこにもできないのが特徴的なんですよね。並ぶ場所がない代わりに、席が空くまでただ立って待つしかない。行列が可視化されない分「あと何分で入れるか」が読めなくて、体感の待ち時間が長くなるんだと思います。だからこそ、着いてから考えるより、行く時間そのものをずらしておくほうが効くんです。
ひろめ市場の席の取り方——座れないときの3つの手
ひろめ市場の客席は特定の店に属していない共有スペースで、席の予約はできません(人気の明神丸なども含めて、フードコート形式のため予約は受け付けていません)。好きな店で買ってきたものを持ち寄って、空いている席で食べるスタイルです。混雑時に取れる手は、実質この3つでした。
- ① 席を確保してから買いに行く——鉄則です。買ってから席を探すと、料理を持ったまま立ち往生します。家族なら誰かが席番、誰かが買い出しと役割を分けるのが確実。
- ② 相席を前提にする——大きな共有テーブルなので、2人分・3人分だけ空いていることはよくあります。「ここ空いてますか?」と一声かけられるかどうかで、体感の難易度がかなり変わります。
- ③ テイクアウトして外で食べる——我が家が選んだ方法。各店で買ったものを持って外のベンチへ。座席待ちのストレスがゼロになるうえ、市場をぐるぐる回れるので、むしろ品数を欲張れます。



よし、そういう日もある。テイクアウトにして、外でゆっくり食べようか!
外で食べるの、なんか遠足みたいでいいかも!
メイがそう言ってくれた瞬間、肩の力がすっと抜けました。座れなかったことより、臨機応変に切り替えた選択を「それもいい!」と言える子になってくれていることが、正直うれしかったです。市場の各店舗でテイクアウトを買い求めて、近くのベンチで風を感じながら食べる時間は、むしろ特別なものになりました。メイがパンパンになった袋を両手で持ちながら「なんか宝物もらったみたい!」と笑っていました。
これから行く方に伝えたいのは、「座れない前提」で計画を立てておくと気持ちに余裕が生まれるということです。座れたらラッキー、ダメならテイクアウト。この二段構えにしておくだけで、満席の光景を見た瞬間の落胆がまったく違います。
「高知の台所」の正体——土佐の食が全部ここに集まってる
ひろめ市場の中を歩いていると、鰹のたたき、土佐巻き、皿鉢料理、うつぼの唐揚げ、地酒……と、高知の食文化がまるごとギュッと詰め込まれていることに気がつきます。地元の常連らしいお客さんたちが午前中からビールを手に談笑していて、「ここは観光地でもあるけど、高知の人たちの日常でもあるんだ」と実感できる空気がありました。



お昼からお酒を飲んでる人たちをメイが興味深そうに見ていて、「なんでこんな昼間から?」って小声で聞いてきたのには笑いました。「高知の人たちは食とお酒をとても大切にする文化があるんだよ」って話せたのは、旅先ならではの会話でした。
市場全体に漂う煙のにおい、鉄板を叩く音、店員さんの呼び込みの声。すべてが混ざり合って、「市場」という場所がどういう役割を社会の中で担っているのかを、肌で感じられる空間でした。ひろめ市場は1998年に開業した比較的新しい施設ですが、かつて土佐藩家老の屋敷があった場所に立ち、約60店舗が7つのブロックに分かれて軒を連ねる「屋台村・フードコート型」のスタイルで、地元住民と観光客が交わる高知の日常を今も支えています。



各店が調理だけに集中して、席は全員で共有する——固定費の設計が根本から違うんですよね。出店コストが下がる分、専門性の高い小さなお店が集まりやすくなって、「選べる幅の広さ」そのものが市場全体の魅力になっている、よくできた構造だと思います。
ひろめ市場の名物とおすすめの回り方
先に正直に書いておくと、我が家は席が取れずテイクアウトの食べ歩きにしたので、この記事は特定のお店の実食レビューではありません。ここでは「初めて行く人が何を目指せばいいか」という一般的な情報として整理します。
ひろめ市場でまず名前が挙がるのは、やはりカツオの藁焼きたたきです。藁を大量に使って一気に高温で炙る調理を目の前で見せてくれる店があり、その香ばしさが市場全体の空気をつくっています。中でも「明神丸」は塩でいただく藁焼き塩タタキの発祥店として知られ、隣接する「やいろ亭」も分厚い塩たたきで人気を集めています。ポン酢ではなく塩で食べるスタイルは、高知に来たなら一度は試す価値があると思います。
そのほか、土佐巻き(カツオを海苔で巻いた太巻き)、うつぼの唐揚げ、川エビの唐揚げ、そして高知の地酒。鮮魚店や精肉店、雑貨店まで入っているので、食事だけでなく市場そのものを見て歩くのも楽しい場所です。
回り方のコツは、1店舗で完結させずに少量ずつ複数店から集めること。共有席なので、同じテーブルの上に別々の店の料理が並んでもまったく問題ありません。むしろそれがこの市場の正しい使い方で、家族なら一人ひとりが違う店で買ってきて分け合うと、一度の訪問で高知の味を横断できます。
ひろめ市場の駐車場とアクセス【2026年8月時点】
ひろめ市場は建物の2〜3階が駐車場になっていて、車で行っても停められる構造です。ただし日曜だけ出入口が変わるという、知らないと確実に戸惑うルールがあります。
駐車場データ(2026年8月時点)
収容台数 約180台(2〜3階/障害者用は2階・3階に各2台)営業 24時間入出庫可
料金 30分200円(平日・土日祝共通)
最大料金 20:00〜08:00 300円
割引 1店舗3,000円以上の飲食・購入で1時間分割引(全店舗合計で最大2時間まで)
高さ制限 2.2m
出入口 北側(追手筋側)/南側(大橋通側)
日曜の注意 日曜市開催のため、夕方まで南側出入口のみ利用可
※料金・条件は変更されることがあります。最新は公式HPでご確認ください。
割引条件が「1店舗で3,000円以上」なので、少量ずつ何店も回るスタイルだと意外と条件を満たしにくい点は覚えておくといいと思います。ピーク時間は満車になりやすく、そもそも周辺のコインパーキングを最初から視野に入れておくほうが安心です。
公共交通なら、とさでん交通の路面電車「大橋通」電停から徒歩約2分。高知城やはりまや橋からも歩ける距離なので、高知市街の観光動線にそのまま組み込めます。車ならJR高知駅から約5分、高知ICから約15分、高知空港から約30分です。我が家は高知城の見学からそのまま歩いて向かいましたが、この徒歩移動がちょうどいい腹ごなしになりました。
ひろめ市場のよくある質問
ひろめ市場は何時から何時まで営業していますか?
月〜土が10:00〜23:00、日曜が9:00〜23:00です(2026年8月時点)。日曜だけ1時間早く開きます。ただし営業時間・定休日は店舗ごとに異なるため、目当ての店がある場合は公式HPの店舗情報を確認してから行くのが確実です。
ひろめ市場が空いているのは何時ごろですか?
我が家が行った日曜13時ごろは完全に満席でした。狙うなら開店直後の午前中か、ランチ客が引いた14時半以降です。夜も17〜20時台は地元の方で混み合うので、遅めの20時以降にずらす手もあります。
席の予約はできますか?
できません。客席は店舗に属さない共有スペースで、フードコート形式のため予約は受け付けていません。空いている席を自分で確保する方式です。混雑時は席を取ってから買いに行くのが鉄則になります。
小さな子ども連れでも楽しめますか?
少量ずつ好きなものを選べるフードコート形式なので、子どもの「これ食べたい」に応えやすい場所です。館内は全面禁煙で、多目的トイレ・授乳室・おむつ交換台も備わっています。一方でピーク時は通路も人でいっぱいになり、はぐれないよう気を配る必要があります。時間帯を外せるかどうかで、子連れの難易度は大きく変わります。
駐車場はありますか?割引はききますか?
建物の2〜3階に約180台分あり、24時間入出庫できます。料金は30分200円で、1店舗につき3,000円以上の飲食・購入で1時間分の割引(全店舗合計で最大2時間まで)。日曜は日曜市の開催に伴い、夕方まで南側出入口のみの利用になります。
今回の「おもしろ発見」旅育まとめ
- ①「市場」は観光地じゃなく、地域の人たちの”日常の食卓”——ひろめ市場の活気に触れて、メイが「市場って、みんなの居場所なんだね」と感じ取ってくれました。食文化と地域コミュニティのつながりを体で学んだ瞬間です。
- ②思い通りにいかないときこそ、どう動くかが大事——席が取れず食べ歩きに切り替えた体験が、「計画通りにいかなくても楽しめる」という感覚を自然に育ててくれました。旅が一番の実践教室だと改めて思いました。
- ③土佐の食はなぜここに集まるの?——鰹、うつぼ、地酒……なぜこれが高知の名物なのかをメイと話しながら歩くうちに、気候・海・農業と食文化のつながりへの疑問が自然と広がっていきました。
★ ひろめ市場 総合評価
観光・体験の満足度 ★★★★☆(高知の食文化と地域コミュニティが凝縮された空間は訪問する明確な価値がある。土佐の食が一堂に会する体験は高知ならではで、他に代えがたい魅力あり)子連れのしやすさ ★★★☆☆(活気は楽しめるが混雑時の席確保は困難で小さな子連れにはハードルが高め。テイクアウトに切り替えれば問題なく楽しめる価格相応の水準)
コスパ ★★★★☆(入場無料・単品テイクアウトから気軽に楽しめるため、家族の予算に合わせた使い方が可能。価格以上の体験満足感あり)
アクセス・利便性 ★★★★☆(高知市中心部・路面電車「大橋通」電停から徒歩2分とアクセス良好。高知城とセットで観光動線に自然に組み込みやすい)
このクラスターの全体まとめは高知 家族旅行まとめ(29県目)でまとめています。あわせてどうぞ。
施設情報
ひろめ市場
所在地 〒780-0841 高知県高知市帯屋町2丁目3-1営業時間 月〜土 10:00〜23:00 / 日 9:00〜23:00 ※店舗により異なる
定休日 不定休 ※公式HPで要確認
入場料 無料(各店舗での飲食は別途)
店舗数 約60店舗(7ブロック構成・客席は共有)
電話番号 088-822-5287
駐車場 2〜3階に約180台/30分200円/20:00〜08:00は最大300円/1店舗3,000円以上で1時間分割引(全店合計2時間まで)/高さ制限2.2m
アクセス とさでん交通「大橋通」電停より徒歩約2分 / JR高知駅から車で約5分 / 高知ICから車で約15分 / 高知空港から車で約30分
バリアフリー 車椅子対応エレベーターあり、車椅子貸出2台あり、多目的トイレあり(1階)、授乳室・おむつ交換台あり
その他 館内全面禁煙
※最新の営業状況・各店舗の定休日等は、必ず公式HPをご確認ください。
家族旅行って、計画通りにいかないことも含めて、全部ひっくるめて「旅」なんだなとひろめ市場で改めて感じました。席が取れなくて「テイクアウトにしよう!」と切り替えた瞬間のメイの笑顔が、今でも目に浮かびます。これで高知県を加えて現在29/47県!四国の空気をたっぷり吸って帰ってきた旅になりました。宿をどこに取るかで高知旅の色はけっこう変わるので、我が家が泊まったオールインクルーシブの宿の宿泊記も下にリンクしておきますね。ひろめ市場の混雑時間帯を外した計画と合わせて、最高の高知旅を楽しんでください!








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