アクアエディとわんだーなるとどっち?鳴門の渦潮クルーズ比較

目次

鳴門の渦潮を「海の中」から見る — うずしお観潮船アクアエディ

淡路島から大鳴門橋を渡ってやってきたのは、鳴門公園の亀浦観光港。ここから出航するうずしお観潮船に乗って、世界三大潮流のひとつ「鳴門の渦潮」を間近で見るのが今回の目的でした。運営は鳴門観光汽船。大きな観光バスがどんどん入ってきて、海外からのお客さんも多く、港はとてもにぎやかです。

うずしお観潮船の建物外観。『うずしお観潮船』の看板とわんだーなると・アクアエディの案内
のんたん

ターミナルにはお土産売り場もあって、わかめなどの鳴門名物がずらり。トイレも広くてきれいなので、出航までゆったり待てるのがありがたかったです!

「わんだーなると」と「アクアエディ」はどっち?2隻の違いを比較

🚢 迷ったときの結論(3つの判断軸)

① 海の中を見たいなら → アクアエディ
水中観潮室があるのはアクアエディだけです。ここに惹かれるなら、予約してでもこちら。

② 予約せず思い立って乗りたいなら → わんだーなると
アクアエディは全便予約制。わんだーなるとは予約不要なので、当日の行き当たりばったりでも乗れます。

③ 揺れが心配・小さい子連れなら → わんだーなると
全長41mの大型船で、46席の小型船アクアエディより揺れは穏やかです。デッキも広く歩き回れます。

料金差は大人500円・小人200円(アクアエディが上)。所要時間はわんだーなると約30分/アクアエディ約25分です。どちらに乗るかより、渦潮の見頃の時刻に合う便を押さえるほうが満足度を左右します(見頃の調べ方は記事後半で解説しています)。

うずしお観潮船には2種類の船があります。ひとつは大型の「わんだーなると」(大人2,000円・小人1,000円・約30分・予約不要)。もうひとつが、海の中まで見える小型の水中観潮船「アクアエディ」(大人2,500円・小人1,200円・約25分・全便予約制)です。我が家が選んだのは、後者のアクアエディでした。

木のテーブルに置かれたアクアエディの乗船券3枚。亀浦〜鳴門海峡〜亀浦の航路表記
ノリス

アクアエディは乗船時間こそ5分短いんですが、座席指定で定員も少なくて、海中が見える水中観潮室付き。混雑に左右されずに「体験そのもの」を受け取れるぶん、こちらのほうが満足度は高いと思います。

桟橋に停泊する緑と白の小型水中観潮船アクアエディ(AQUA EDDY)の船体

アクアエディは定員が少ないぶん、満席になることも多い人気の船。当日空席があれば窓口でも買えますが、確実に乗るなら事前のネット予約が安心です。我が家も先に予約しておいたので、当日は受付までスムーズでした。

うずしお汽船と鳴門観光汽船はどっち?2社の違いを比較

ここで、予約前にひとつ知っておきたいことがあります。実は鳴門側で渦潮クルーズを運航しているのは2社あって、乗り場も別なんです。我が家が乗ったのは鳴門観光汽船(亀浦観光港)のアクアエディですが、すぐ近くの亀浦漁港からはうずしお汽船の高速観潮船「うずしお号」も出ています。名前がどちらも「うずしお」で紛らわしいので、ここで整理しておきますね。

 うずしお汽船
「うずしお号」
鳴門観光汽船
「わんだーなると」
鳴門観光汽船
「アクアエディ」
乗り場亀浦漁港
(大塚国際美術館裏)
亀浦観光港
(鳴門公園)
亀浦観光港
(鳴門公園)
船小型高速船
定員86名
大型船
全長41m
小型水中観潮船
46席
料金(大人)2,000円2,000円2,500円
料金(小人)1,000円1,000円1,200円
所要時間約20分約30分約25分
予約基本不要
(30分ごと運航)
不要全便予約制
水中から見る××○
※料金・運航は変わることがあります。最新は各社公式サイトでご確認ください。

選び方はシンプルで、「海の中を見たいかどうか」だと思います。水中観潮室があるのはアクアエディだけなので、ここに惹かれるなら予約して鳴門観光汽船一択。逆に思い立って寄る・待ち時間を作りたくないなら、予約不要で30分ごとに出ているうずしお汽船が身軽です。わんだーなるとは大型船なので、揺れが心配な方や小さなお子さん連れでも安心感があります。

ノリス

大人料金で見るとうずしお汽船とわんだーなるとが同じ2,000円で、差がつくのは所要時間と船の大きさなんですよね。20分と30分、どちらが正解ということはなくて、渦潮は見頃の時刻を外すとどの船に乗っても小さいので——船選びより先に、見頃の時刻に合う便を押さえるほうが満足度を左右すると思います。

ちなみに、我が家が今回うずしお汽船に乗らなかったのは、単純にメイに「海の中」を見せたかったから。水中観潮室というひとつの目的があったので、そこは迷いませんでした。次に鳴門へ行くときは、待ち時間なしで乗れるうずしお汽船も試してみたいなと思っています。

地下の「水中観潮室」へ — 青い光に包まれた船底

アクアエディの最大の特徴が、船底にある水中観潮室。階段を下りていくと、そこは青い光に包まれた別世界でした。窓の外には海の中がそのまま広がっていて、メイは目を丸くしていました。

アクアエディ船底の水中観潮室。青い光に包まれた通路と海中を見るための窓

船の下に、お部屋があるなんて!窓の外がぜんぶ海の中だよ。あわが、ぶわーって上がってくる〜!

ただ、ここで正直にお伝えしておきたいことが。水中観潮室に入ると、船の揺れがぐっと大きく感じられるんです。渦潮の中心に近づくほど海はうねり、家族そろって少し酔ってしまいました。船酔いに弱い方は、乗船前に酔い止めを飲んでおくことを強くおすすめします。

のんたん

海の中を見られる感動と、揺れはセットなんですよね。我が家は油断していたので、次に来るときは絶対に酔い止めを持参します!

渦潮の真ん中へ — 大鳴門橋の足元で

デッキに上がると、目の前には大鳴門橋がぐんぐん近づいてきます。船は渦潮の真ん中めがけて進んでいくので、しぶきが上がり、揺れもなかなかのもの。海の上で受ける風と潮の匂いに、メイも大はしゃぎでした。

船上から見上げた大鳴門橋と、橋の足元で渦を巻く鳴門海峡の海面

肝心の渦潮はというと——正直、この日はちょっとだけでした。渦潮は潮の干満で見頃の時刻が毎日変わるもので、最強の時刻の前後約90分ほどが見頃。タイミングがすべてなんですよね。それでも、橋の足元で渦の生まれる瞬間をのぞけたのは、十分にわくわくする体験でした。

走るアクアエディのデッキから見た曇り空の海と白く立つ航跡
ノリス

ターミナルに「今日の見頃時刻」のパネルが出ているのが親切で。渦は約6時間ごとの満ち引きで決まるので、見頃の便を狙って予約すると満足度がぐっと上がると思います。

アクアエディの船尾越しに望む大鳴門橋と航跡

「渦が小さくても、海の中を見られたから大満足!」と話すメイを見て、こちらも肩の力が抜けました。自然が相手だからこそ、見えた・見えなかったも含めて旅の思い出になるんですよね。

今回の旅育ポイント
  • 船底の水中観潮室で「海の中」を直接のぞき、渦潮が水中でどう渦を巻くのかを目で確かめた。
  • 「今日の見頃時刻」のパネルから、渦潮は潮の満ち引きで毎日タイミングが変わることを知った。自然は時間とともに姿を変える、という気づき。
  • 渦が「ちょっとだけ」でもがっかりせず、見られたものを楽しむ——思いどおりにならない自然と付き合う力が芽生えた。

うずしお観潮船アクアエディの総合評価

★総合評価(うずしお観潮船アクアエディ/家族利用)

観光・体験の満足度 ★★★★★(世界初の水中観潮船アクアエディの「水中観潮室」で海中を見ながら渦潮の中心へ入る、代替の効かない体験)
子連れのしやすさ ★★★☆☆(綺麗なトイレ・お土産売り場で待ち時間は快適だが、水中観潮室はよく揺れ家族そろって少し酔った。酔いやすい子は酔い止め推奨の正直枠)
コスパ ★★★★☆(アクアエディ大人2,500円。同じ亀浦発のうずしお汽船・わんだーなるとが大人2,000円で、差額500円で水中観潮室が付くと考えると価格以上)
アクセス・利便性 ★★★☆☆(鳴門公園の亀浦観光港・車前提で公共交通は弱め、アクアエディは全便予約制で当日満席のことも)

うずしお観潮船の基本情報

【施設名】鳴門観光汽船 うずしお観潮船(わんだーなると/アクアエディ)

【所在地】徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛264-1(鳴門公園 亀浦観光港)

【営業時間】8:00〜17:00/年中無休(運航ダイヤは渦潮の見頃に合わせ便ごとに設定)

【料金目安】わんだーなると:大人2,000円・小人1,000円(約30分・予約不要)/アクアエディ:大人2,500円・小人1,200円(約25分・全便予約制)

※運航状況・料金・予約は変わることがあります。最新は公式HPをご確認ください。

【近隣の別会社】高速観潮船 うずしお汽船(亀浦漁港/大塚国際美術館裏・徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-63)大人2,000円・小人1,000円/約20分/基本予約不要・30分ごと運航。詳細はうずしお汽船 公式HPをご確認ください。

広告(PR)

ホテル・旅館の予約はヤフートラベル。お得なクーポン配布中
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

関西在住の40代。妻マイ・娘メイとの家族旅行を「旅育」として綴る、ブログ「のんたん家のはなし」の筆者です。夫婦そろって大手小売・流通グループのフルタイム管理職。ANAプラチナ(SFC)・ヒルトンダイヤモンド・マリオットプラチナの上級ステータスを活かしたVIP体験と、47都道府県制覇の旅の記録を、パパ目線でお届けしています。現在はANAダイヤモンドへの復帰を目指して修行中です。

コメント

コメントする

目次