IHGのアプリや予約サイトは、グローバルプラットフォームゆえの「癖」があります。突然英語表記に戻るバグ、ポイントが反映されない、予約の特典が消える——こうしたトラブルに慌てないための対処法と、ホテルへの事前リクエストを確実に通す英文テンプレートを、実務的な視点でまとめました。日本語での交渉では伝わりにくいニュアンスも、英語のリクエストメールなら担当者に直接届きます。
のんたんIHGアプリが突然英語表記になって焦ったことがあります。予約内容は大丈夫か、特典は消えていないか——でも原因を知っていると落ち着いて対処できるんですよね。英語メールもテンプレートがあれば怖くないです。



ホテルへの事前リクエストは「お願い」ではなく「情報提供」として送るのが効果的なんですよね。記念日・人数構成・特別な希望をシンプルに伝えるだけで、ホテル側が最善の部屋を割り当てやすくなると思います。
IHGアプリの「英語化バグ」と付き合い方
IHG One Rewardsのアプリは国際共通プラットフォームのため、アプリのアップデート後やキャッシュのリセット後に表示言語が英語に自動切り替わることがあります。予約自体は消えておらず、設定を日本語に戻せば元通りになります。
- Step 1:アプリ右下「アカウント」→「設定」→「言語」→「日本語」を再選択
- Step 2:改善しない場合はアプリを完全終了(バックグラウンドも閉じる)して再起動
- Step 3:それでも解決しない場合はいったんログアウト→再ログイン
- Step 4:予約内容はIHG.com(ウェブブラウザ版)でも確認可能。アプリが不安定なときはウェブ版をメインに使う
予約確認メールはチェックイン前日までに必ず手元に保存しておくことが最大の保険です。予約番号(Reservation Number)さえあれば、万が一アプリ上で予約が見えなくなっても、フロントでの確認・復元が可能です。
予約後の「自己防衛チェックリスト」
- 予約確認メールを保存:予約番号・チェックイン日・部屋タイプ・料金を確認。スクリーンショットも取っておく
- IHGステータス・特典の反映確認:予約詳細に「IHG One Rewards会員番号」が紐付いているか確認。SFCプランの場合はANA会員番号との連携も
- ポイント宿泊の場合はポイント残高を二重確認:予約後にアカウントの「マイポイント」欄でポイントが引き落とされているか確認
- 事前リクエストメールの送信:チェックイン3〜7日前がベスト(遅すぎると対応できない・早すぎると担当者が変わる)
アプリで最初に整える「加算先」と「キャンペーンのエントリー」
英語化バグや予約チェックと並んで、IHGアプリ/マイページで最初にやっておきたいのがポイントの受け取り方(加算先)の設定とキャンペーンのエントリーです。ここを放置すると、貯まるはずのポイントを取り逃すことがあります。
加算先を「ポイント」か「ANAマイル」か決めておく
IHGの宿泊で貯まる分は、アプリ/マイページの「ポイント/マイル加算の設定」から、IHG One Rewardsポイントで受け取るか、ANAマイル(航空会社のマイレージ)で受け取るかを選べます。切り替えはいつでも可能ですが、適用されるのは宿泊時点の設定。あとから一括で変えることはできないので、泊まる前に決めておくのがコツです。


ざっくりの目安は、ステータスが低いうちはANAマイル直接、ゴールド以上ならポイント。とくに後述のボーナスキャンペーンはポイント設定の人だけの特典なので、迷ったらポイントに寄せておくと取りこぼしません。どちらが得かの詳しい早見表は、別記事にまとめています。
▶ あわせて読みたい:IHG One Rewardsの仕組みとステータス特典のすべて【完全ガイド2026】 / ANA×IHGステータスマッチ|2026年10月開始の全内容と活用
ボーナスキャンペーンは「事前エントリー」を忘れずに
IHGは通常積算に上乗せできるボーナスポイント企画を頻繁に開催しています(新規入会で3,000ポイント、宿泊で「2泊ごと2,000ポイント」や「4泊ごと8,000ポイント」など。2026年の例)。多くは宿泊前のエントリー登録が必須で、登録前に終えた滞在はさかのぼって対象になりません。アプリやメールで届く「オファー」を、泊まる前に登録しておきましょう。会員資格適用料金の公式直予約が条件で、OTA(booking.com・Expedia等)経由は対象外になる点も要注意です。



加算先とエントリーって、地味なのに効きが大きいんですよね。設定が「マイル」のままだと入会や宿泊のボーナスは丸ごとゼロ、エントリーを忘れると数千ポイントがそのまま消える。宿泊予約を取ったら、その足で加算設定とオファー登録まで済ませる——このひと手間を習慣にしておくのが、結局いちばん取りこぼしのない貯め方だと思います。
英文リクエストテンプレート集:ホテルへの事前リクエスト実践術
IHGの各ホテルには日本語対応スタッフがいない場合もあります。また英語でリクエストを送ると、グローバルスタッフの担当チームに直接届き、対応が迅速になることがあります。以下のテンプレートをコピペして予約番号・日付・名前を入れるだけで使えます。
①エキストラベッドの確約(中学生・大人3名構成)
Dear [Hotel Name] Team,
I have a reservation under the name [Your Name] (Reservation Number: [XXXXXXXX], Check-in: [Date]).
I am traveling with my teenage child (aged [13]) and would like to arrange one extra bed in our room. Could you please confirm availability and the additional charge?
Thank you very much for your assistance.
Best regards,
[Your Name]
ポイント:「extra bed」と「teenage child」という単語を明示することで、添い寝対応ではなく独立したベッドが必要だと伝わります。年齢を数字で書くと誤解が減ります。
②アーリーチェックイン希望
Dear [Hotel Name] Team,
I have a reservation under [Your Name] (Reservation Number: [XXXXXXXX]). Our flight arrives early in the morning, and we would be very grateful if an early check-in could be arranged, ideally around [10:00 AM] if availability allows.
We understand this is subject to room availability and fully appreciate any effort on your part.
Best regards,
[Your Name] | IHG One Rewards [Platinum/Diamond] Member
ポイント:「subject to room availability」(空き状況次第)の一文を添えることで、ホテル側への配慮を示し、対応してもらいやすくなります。会員ステータスをサインに入れると優先度が上がることも。
③記念日・特別な機会のアピール
Dear [Hotel Name] Team,
I am writing to let you know that we will be celebrating our [10th] wedding anniversary during our upcoming stay (Reservation Number: [XXXXXXXX], Check-in: [Date]).
We would be truly grateful for any thoughtful touches that might make this occasion memorable — whether a room upgrade, a card, or a small amenity. We completely understand if this is not possible and look forward to our stay regardless.
Thank you for your consideration.
Warm regards,
[Your Name]
ポイント:「We completely understand if this is not possible」は重要です。強要ではなく「伝えておくだけ」というトーンが、ホテルスタッフの心証を良くします。結果的にサプライズ対応してもらえることが増えます。
④ハイフロア・眺望のいい部屋のリクエスト
Dear [Hotel Name] Team,
I have a reservation under [Your Name] (Reservation Number: [XXXXXXXX]). If possible, I would love a high-floor room with a city/ocean/river view.
I am an IHG One Rewards [Platinum/Diamond] member, and I truly appreciate any assistance in honoring this preference.
Thank you.
Best regards,
[Your Name]
⑤Annual Lounge Membership(クラブラウンジ利用)の事前確認
Dear [Hotel Name] Team,
I hold an IHG One Rewards Annual Club Lounge Membership and would like to confirm that this benefit is properly recorded for my upcoming reservation (Reservation Number: [XXXXXXXX], Check-in: [Date]).
Could you please verify that lounge access has been noted in your system? Thank you very much.
Best regards,
[Your Name] | IHG One Rewards Member No. [XXXXXXXX]



メールを送る前にチェックイン3日前を目安にカレンダーに入れておくだけで、送り忘れがなくなりました。テンプレートを一度自分用にカスタマイズして保存しておくと、毎回の旅行でコピペするだけになりますよね。


IHGポイント有効期限(12ヶ月)の管理と失効防止策
IHG One Rewardsのポイントは、最終アクティビティから12ヶ月間動きがないと失効します(正式なルールはIHG One Rewards公式参照)。「アクティビティ」とは、ポイントを獲得するか使用した記録です。IHGホテルに泊まらない期間が長くなると失効リスクが高まりますが、宿泊以外でもリセットできます。
🛡️ ポイント失効を防ぐ「低コスト活動」の選択肢
① バイポイントで少量購入:IHG公式からポイントを最小1,000ポイント($10≒約1,500円)から購入可能(ボーナスセール時でなくてもよい)。購入自体がアクティビティとして記録され、有効期限が12ヶ月延長される。
② ポイントを少額使う:ポイントの「使用」もアクティビティになる。少額のポイント利用(デジタルリワード交換等)や、ポイント+現金での宿泊予約でも期限がリセットされる。
③ ポイントシェア(家族間移動):IHGのポイントシェア機能(PointsTransfer)を使って家族間でポイントを移動することでも、送り手のアカウントがアクティブになる(IHG公式で条件・手数料を確認)。
※有効期限・活動定義はIHGが変更する場合があります。大量のポイントを持っている場合は年1回のペースで確認を推奨します。



「バイポイントで最低限購入して失効を防ぐ」は、コスト的に理にかなっているんですよね。年1回1,000ポイント($10≒約1,500円)の購入で数万〜数十万ポイントの失効を防げるなら、保険料として十分に安いと思います。
よくある質問
IHGアプリが英語表記に戻った場合、予約内容は消えていませんか?
消えていません。言語表示のバグはアプリのUI表示だけの問題で、予約データはIHGのサーバーに保存されています。アプリの設定から言語を「日本語」に再設定するか、IHG.comをウェブブラウザで開いてログインすれば予約を確認できます。念のため予約確認メール(Reservation Confirmation)をスクリーンショットまたはメールアプリに保存しておくと安心です。
英語のリクエストメールはいつ送ればよいですか?
チェックイン3〜7日前がベストタイミングです。それより早すぎると担当者が変わって引き継がれない可能性があり、直前すぎると対応が間に合わないケースがあります。メールの送り先はホテルの公式サイトに記載された「お問い合わせ」メールアドレスか、IHGアプリ内の「Chat」機能を使うのが確実です。
ポイントが失効した場合、復活させることはできますか?
IHGは失効したポイントの復活(Reactivation)プログラムを有料で提供している場合があります。失効ポイント数と手数料のバランスを確認した上で、IHGカスタマーサービス(日本語窓口)に問い合わせると個別対応してもらえるケースもあります。ただし保証はないため、失効前の定期的なアクティビティが最善の対策です。
日本語でも事前リクエストは通じますか?
国内のANAクラウンプラザは日本語スタッフが常駐しているため、日本語メールで問題ありません。ただしインターコンチネンタル大阪など外資色が強いホテルや、将来的な海外IHGホテルへのリクエストでは英語が推奨です。本記事のテンプレートをベースに英語化しておくと、海外のIHGホテルでもそのまま流用できます。
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