コートヤード新大阪 朝食ビュッフェ全品レポ|きつねうどんが作れる

コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションの朝食は、ロビー階のダイニング&バー「LAVAROCK(ラヴァロック)」でいただくビュッフェです。大人1名4,300円という価格を見て「セレクトブランドにしては強気だな」と思っていたのですが、大阪の地産食材コーナーとヌードルコーナーの完成度で、その印象がひっくり返りました

2026年7月、家族3人でポイント泊した際に、朝6時半から実際に食べてきた全品を写真でレポートします。プラチナエリート特典でいくら浮いたのかも最後に計算しました。

「大阪産」の旗が立つ地元食材の総菜コーナー。青菜のおひたしや串の練り物、出汁巻き玉子が並ぶ
目次

コートヤード新大阪の朝食|会場・時間・料金

会場はロビー階の「Dining & Bar LAVAROCK」。ラウンジのある19階ではなく、チェックインカウンターと同じフロアです。

Dining & Bar LAVAROCKの朝食ビュッフェメニューと、平飼い卵を使用している旨の掲示
  • 会場:Dining & Bar LAVAROCK(ロビー階)
  • 時間:6:00〜11:00(ビュッフェの提供は10:00まで)
  • 料金:大人4,300円/子供(4〜12歳)2,150円
  • ビュッフェのほか、クラシックブレックファスト(アメリカンセット/和定食)4,300円も選択可
BREAKFAST BUFFETの案内看板。大人4,300円・子供2,150円、6:00-10:00ラストオーダーの表示

そして会場の入口には、こんな貼り紙が出ていました。

朝食会場入口のお知らせ看板。混雑予想時間8:30-10:00と朝食時間6:00-11:00が案内されている

「朝食は8:30a.m.〜10:00a.m.頃まで混雑が予想されます」。ホテル側から混む時間帯を先に開示してくれているので、これは素直に従うのが得です。

ノリス

混雑時間を自分から貼り出すホテルは信用できると思っています。クレームを減らす一番安いやり方が、期待値を先に下げることなので。

我が家は開場30分後の6時半に入りました。結果、会場はかなり空いていて、料理も補充されたばかりの状態。子連れで朝食ビュッフェに行くなら、この「開場直後」が一番ストレスがありません。

朝食会場LAVAROCKの客席。窓際にカーテンが下り、白いテーブルと黒い椅子が並ぶ

大阪の地産食材コーナーが本気|このホテルの一番の差別化

ビュッフェ台をひと回りして最初に足が止まったのが、冒頭の写真にも載せた「大阪産(おおさかもん)」と書かれた旗が立つコーナーでした。

小鉢に取り分けられた青菜のおひたし、串に刺した練り物、出汁巻き玉子。ホテルの朝食ビュッフェにありがちな「和食コーナー」ではなく、地元の食材で組まれた総菜として並んでいます。

大阪産コーナーの木枡と炊飯器。ご飯が用意されている

ご飯は木枡の隣に炊飯器。味噌汁も別鍋で用意されていました。

味噌汁の鍋が保温されている朝食コーナー

カレーとルクルーゼの鍋、薬味類も並んでいて、和洋どちらでも朝ごはんを組み立てられます。

カレーの鍋と薬味類が並ぶ朝食コーナー
のんたん

品数そのものは、大型ホテルの朝食に比べると多くはないんです。でも一皿ずつの質が高くて、結果的に満足度が上でした。

ヌードルコーナーで「ミニきつねうどん」を作る

そして大阪らしさで言えば、ここがいちばん効いていました。自分でうどんを茹でて作れるヌードルコーナーです。

自分でうどんを茹でられるヌードルコーナー。出汁の鍋、茹で用の湯とテボ、生うどんが並ぶ

左に出汁の鍋、真ん中に茹で用の湯とテボ、右に生うどん。「How to make Udon」の英語案内も置かれていて、手順は迷いません。うどんをテボに入れて湯にくぐらせ、器に移して出汁を注ぐ。あとは薬味を好きなだけ。

自分で茹でて作った素うどん。青ねぎが散らされている

お揚げも置いてあったので、乗せてミニきつねうどんにしました。出汁が朝から良い香りで、これが本当においしかったです。

お揚げを乗せて仕上げたミニきつねうどん

自分で作ったうどんのほうが、おいしい気がする!なんでやろ?

のんたん

作る時間だけ、待ってるからかもね。出てくるまでのワクワクも味のうちなんだと思うよ。

メイは自分で茹でたうどんを、やたら大事そうに席まで運んでいました。ビュッフェで「取る」だけでなく「作る」工程があると、子供の朝食への向き合い方が変わるんだなと思った瞬間です。

エッグステーションは席でオーダー|並ばなくていいのが最高

朝食ビュッフェで地味にストレスなのが、オムレツ待ちの行列だと思います。ここはその設計が違いました。

卵料理とドリンクの注文は、テーブルで受けてくれます。席に置かれたオーダーシートに希望を書いて渡すと、できあがりを席まで持ってきてくれる方式です。

テーブルで注文する卵料理とドリンクのオーダーシート。オムレツの具材や焼き加減が選べる

オーダーシートにはオムレツの具材(ハム・ベーコン・チキン・マッシュルーム・ほうれん草・トマト・玉ねぎ・チーズ各種)に加えて、目玉焼きの焼き加減、エッグベネディクト、ポーチドエッグまで並んでいます。

ノリス

ライブキッチンの行列って、見た目の華やかさと引き換えに客の時間を奪ってるんですよね。席で受けるほうが体験としては上だと思います。

卵は「平飼い卵(cage-free eggs)」を使用しているとの掲示もありました。ゆで卵と目玉焼きは全てこれとのことです。

エッグベネディクトとポーチドエッグ

せっかくなのでエッグベネディクトを頼みました。

オランデーズソースがかかったエッグベネディクト

オランデーズソースがたっぷりかかった、しっかりした一皿。ただ正直に書くと、卵に少し火が入りすぎていて、黄身が硬めでした。ナイフを入れたときに、とろりと流れてほしかったところです。

パンの上に乗せられたポーチドエッグ2個

ポーチドエッグ単品のほうも同様で、ここは当たり外れがあるのかもしれません。とはいえ席まで運んでもらえる時点で十分ありがたく、次があれば焼き加減を伝えてみようと思います。

コールドミール・サラダ・パン

冷菜のコーナーには、生ハムとスモークサーモンが並んでいました。朝からこの2つが取り放題なのは気分が上がります。

朝食のコールドミールコーナー。生ハムとスモークサーモン、チーズ、ピクルスが並ぶ

サラダバーはボウルに小分けされたトッピング形式。コーン、ひじき、パプリカ、紫キャベツなど、色が揃っていて取りやすい配置でした。

朝食のサラダバー。コーンやひじき、彩り野菜がステンレスボウルに小分けされている
サラダ用のドレッシングボトルとトッピング類が並ぶコーナー

私はここで、サラダに肉を乗せた「パワーサラダ」を組んでスタートしました。前夜にラウンジで揚げ物を食べているので、朝くらいは野菜からです。

サラダに肉を乗せて組んだパワーサラダの一皿

ホットミールはソーセージ、ベーコン、温野菜など。串に刺した焼き物と蒸籠も出ていました。

朝食のホットミールコーナー。ソーセージやベーコン、温野菜が保温皿に並ぶ
串に刺した焼き物と蒸籠が置かれた朝食のホットコーナー

パンはクロワッサンやロールパン、食パンなど。パンの種類を示す一覧が額に入れて掲示されていて、どれが何なのかが分かるようになっています。

朝食のベーカリーコーナー。クロワッサンやロールパン、食パンが木のトレーに並ぶ
パンの種類を示す一覧が額に入れて掲示されている

フルーツはスイカ、パイナップル、グレープフルーツなど。ヨーグルトとジャム、シリアルのコーナーも独立して用意されていました。

カットフルーツのコーナー。スイカ、パイナップル、グレープフルーツがボウルに盛られている
ヨーグルトとジャム、ソース類が小鉢に並ぶコーナー
シリアルのディスペンサーとトッピングの小皿が並ぶコーナー
シリアルのトッピングとスプレッド類が並ぶコーナー

ドリンク|スムージーと「みっくちゅじゅーちゅ」

ドリンク類も充実していました。まずメイが気に入ったのが、日替わりのスムージー。この日はミックスフルーツ味でした。

日替わりスムージーのコーナー。ミックスフルーツ味が小ぶりのグラスに注がれて並ぶ
グラスに注がれたミックスフルーツのスムージー

小ぶりなグラスに注がれていて、子供でも飲み切れる量。メイはこれを2杯おかわりしていました。

コーヒーはマシンとオレンジジュースサーバーが並ぶコーナーに。ルイボスティーやアイスティーのピッチャー、低脂肪乳と豆乳も別に用意されています。

朝食のコーヒーマシンとオレンジジュースサーバーが並ぶドリンクコーナー
ルイボスティーとアイスティーのピッチャー、ジュース類が並ぶドリンクコーナー
低脂肪乳と豆乳が用意されたミルクコーナー

そして大阪らしさで言えば、これを外せません。会場の隅に「Local Drink from OSAKA」の看板とともに、みっくちゅじゅーちゅが並んでいました。

大阪名物のミックスジュース「みっくちゅじゅーちゅ」の缶とフルーツのかご、Local Drink from OSAKAの看板

りんご・もも・バナナ・オレンジ・パイナップルに乳製品と卵を合わせた、大阪ではおなじみの甘いミックスジュースです。缶ごと積んであるのが潔い。

のんたん

関西で育つとこれが「普通のジュース」なんですけど、県外から来た人には結構な衝撃らしいです。ぜひ一本どうぞ。

もうひとつ実用的だったのが、テイクアウト用のコーヒーコーナー。「Take Me With You」の黒板とともに、紙カップとポットが置かれています。

テイクアウト用コーヒーコーナー。黒板の案内と紙カップ、ポットが並ぶ

チェックアウト前にここでコーヒーを1杯もらって、そのまま新幹線に乗る、という使い方ができます。新大阪駅直結のホテルとしては、これがかなり効く導線でした。

🥚 旅育ポイント

「大阪産」の旗を見たメイが、「大阪でも野菜って作ってるん?」と聞いてきました。大阪=街というイメージしか持っていなかったので、朝ごはんの小鉢がその思い込みを崩したことになります。

ビュッフェの旗ひとつで、住んでいる地域の農業に興味が向く。旅先の食事は「知らない土地を知る」ためのものだと思っていましたが、地元でも同じことが起きるんだと気づかされた朝でした。

プラチナエリート特典で朝食はいくら浮いたのか

Marriott Bonvoy のプラチナエリート特典では、朝食が2名分無料になります。さらにマリオットでは、添い寝の子供の朝食も無料でした。

💰 朝食3人分の実額(1泊)

大人 4,300円 × 2名 = 8,600円

子供(4〜12歳) 2,150円 × 1名 = 2,150円


定価合計 10,750円 → 今回の支払い 0円

※プラチナエリート特典の朝食無料は大人2名分。子供は添い寝での無料扱いでした。年齢によって条件が変わるため、13歳以上のお子さんがいる場合は事前確認をおすすめします。

ノリス

1泊で1万円を超える朝食が消えるので、年に数泊するだけでカードの年会費は回収できてしまうんですよね。

ただし、この「子供の朝食無料」はマリオットの年齢条件に左右されます。13歳を境に扱いが変わるので、家族3人で泊まる前に一度確認しておくと安心です。

▶ あわせて読みたい:マリオット家族3名の壁|13歳朝食有料化と確認チェックリスト

▶ あわせて読みたい:ヒルトンvsマリオット どっちを選ぶ?家族旅行目線での決定的な4つの違い(子供の朝食無料ルールの差を比較しています)

ロビー階の雰囲気

会場の外、ロビー側にはグランドピアノが置かれていました。朝の光が入る時間帯は、ここが静かで気持ちいい空間です。

ロビー階に置かれたグランドピアノ。朝の光が差し込む静かな空間

会場自体は窓際にカーテンが下りた落ち着いたつくりで、テーブル間隔も詰まりすぎていません。子連れでも周囲が気になりにくい配置でした。

朝食メニューの一覧はこちら。エッグステーション、ホットステーション、コールドステーション、ベーカリー、ワッフル&パンケーキ、ジュース&エスプレッソという区分になっています。

朝食メニューの一覧。エッグステーションやベーカリーなどの区分が示されている

ちなみにこの一杯は、ご飯の上に大阪産コーナーの野菜の総菜を乗せて、かつお節をたっぷりかけた自作です。丼ものとして提供されているわけではありません。ビュッフェは何を組み合わせても自由なので、出汁を注いでお茶漬け風に流し込むと、前夜に飲みすぎた朝にはこれが一番効きます。

ご飯に大阪産コーナーの野菜の総菜を乗せ、かつお節をかけた自作の一杯

★ 総合評価:コートヤード新大阪の朝食

地域性・差別化 ★★★★☆(「大阪産」の総菜コーナー、自分で茹でるきつねうどん、みっくちゅじゅーちゅと、大阪を朝食で体験させる設計が明確。全国どこでも同じ内容になりがちなチェーンブランドの中では平均を明確に上回る)
子ども向けの演出 ★★★☆☆(子供専用コーナーや低い取り分け台はなく、この点は標準的。ただしうどんを自分で作れる工程とスムージーは、メイが自分から動いた数少ない朝食だった)
品数・味のバランス ★★★★☆(品数は大型ホテルより控えめだが、生ハム・スモークサーモン・平飼い卵と一皿の質が高い。ただしポーチドエッグは火が入りすぎて硬めだった)
コスパ(ステータス恩恵込み) ★★★★☆(定価は大人4,300円と都市部ホテルとして標準的な水準。プラチナ特典+添い寝で3人分10,750円がゼロになり、明確な割安感がある)

子ども向けの演出だけ★3にしました。悪いという意味ではなく、この会場は「大人がきちんと朝食を食べる場所」として設計されていて、そこに子供向けの飾りを足していないだけです。うどんとスムージーがあれば小学生は十分楽しめます。

📖 コートヤード新大阪の全体ガイド

このクラスターの全体まとめはコートヤード新大阪ステーション宿泊記|ポイント泊で家族3人ラウンジでまとめています。あわせてどうぞ。

施設情報

【施設名】Dining & Bar LAVAROCK(コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション ロビー階)

【所在地】〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原1-2-70

【電話】06-6350-5701

【朝食時間】6:00〜11:00(ビュッフェの提供は10:00まで)

【料金目安】ビュッフェ 大人4,300円/子供(4〜12歳)2,150円。クラシックブレックファスト(アメリカンセット・和定食)4,300円

【混雑時間】8:30〜10:00頃(ホテル掲示による)

【アクセス】JR新大阪駅から歩行者デッキ経由で徒歩約1分

※メニュー・時間・料金は変更される場合があります。最新の情報は必ず公式HPをご確認ください。

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