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ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムは旅行でどこまで使えるか|保険・マイル・ラウンジを実体験レビュー

年会費66,000円
基本還元率
海外旅行保険利用付帯
空港ラウンジあり
国際ブランドAmex

最終確認日: 2026年9月5日

本ページはアメリカン・エキスプレスの「ご紹介プログラム」のご案内を含みます。ご紹介から入会された場合、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)にポイントが付与されます(利益関係の開示)。そのうえで、向いていない方には「一般カードで十分」「見送りが正解」とはっきり書いています。

年200万円の決済で、ヒルトンの最上位「ダイヤモンド」へ。
ウィークエンド無料宿泊特典で、年会費を1泊で取り返す。

ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム(年会費66,000円)は、持っているだけでゴールド、年200万円の決済でダイヤモンドに届く「決済ルート」を持つカードです。のんたん家が実際にこのカードでダイヤモンドを維持し、コンラッド大阪・ヒルトン シドニー・ヒルトン大阪でどんな体験をしたのかを、写真と一緒にそのまま公開します。

紹介限定 公式サイト経由より +5,000ポイント 券種は選択済みで開きます。ニックネームとメールアドレスだけ ご紹介用のURLを受け取る(無料)

先に、わが家の正直な結論から。年に1回でも家族でヒルトン系列に泊まる予定があるなら、年会費66,000円(税込)の元が取りやすい一枚。ホテルをその都度最安で選ぶ家庭には、はっきり不向きです。わが家はこのカードを軸にヒルトンのダイヤモンドステータスを維持していますが、理由は見栄ではありません。子連れ旅行から「朝ごはんどうする問題」が消えるからです。※記載の条件は2026年6月時点です。お申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

わが家でのこのカードの役割

ホテル特典の主役。ふだんの生活決済をこのカードに寄せて年間200万円のダイヤモンド条件を満たし、家族旅行の宿泊体験を底上げする係です。逆に海外の現地決済では使いません(海外事務手数料3.5%)——そこは手数料1.6%で済むANA JCBプレミアムの仕事と割り切っています。

こんな人に向いている / 向いていない

こんな人に向いている
  • 年1回以上、家族でヒルトン系列(ヒルトン・コンラッド・ダブルツリーなど)に泊まる
  • ホテルの朝食ビュッフェに「家族分で1万円超」を払うたびに惜しいと感じている
  • 月17万円ほどの生活決済をカード1枚に寄せられる(年200万円=ダイヤモンドへの最短ルート。例えば食費7万+日用品2万+通信・光熱4万+保険・サブスク・交通4万なら届く水準です)
こんな人には向いていない

詳細スペック

年会費(2年目以降)66,000円
年会費(初年度)66,000円
年会費の備考入会キャンペーンで実質相殺の時期あり
家族カード無料
家族カードの備考3枚まで年会費無料(4枚目以降の年会費は公式サイトに記載なし)
海外事務手数料3.5%
ポイントヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
還元率の備考通常100円=3ポイント、ヒルトン系列100円=7ポイント(ポイント価値は利用先で変動)
海外旅行保険利用付帯
海外治療費用1,000万円
家族特約あり
家族特約の内容配偶者・生計を共にする子など親族が対象。治療費用は家族も1,000万円(規定集PDF・2026年6月確認)
国内空港ラウンジあり
プライオリティ・パスなし
ラウンジの備考国内主要13空港+ホノルル。同伴者1名無料(2026年6月時点)
ホテルプログラムヒルトン・オナーズ
エリートステータスヒルトン・オナーズ ゴールド自動付帯。年間200万円利用でダイヤモンド
無料宿泊特典カード更新で週末無料宿泊1泊(金・土・日)
年間300万円利用でさらに1泊

最終確認日: 2026年9月5日

特典一覧——このカードで何が受けられるか

申し込むかどうかを決める前に、付いてくるものを一箇所で確認できるようにまとめます。数字と条件はすべて公式サイトの記載です(2026年9月3日確認)。「条件・注意」の列まで見ていただくのが、判断を間違えないコツだと思います。

特典 内容 条件・注意
ステータス(このカードの本体)
ゴールドステータス 持っているだけで自動付与
エリートボーナス80%・客室アップグレード(空室状況による)・無料のコンチネンタルブレックファスト
基本カード会員のみ(家族カードは対象外)。朝食は会員+同室1名まで、ブランド・地域により内容が異なります。付与まで発行後4〜6週間程度
ダイヤモンドステータス 年200万円以上の利用で到達
エリートボーナス100%・エグゼクティブラウンジ利用・アップグレード対象の拡大
集計は1月〜12月の暦年。達成すると達成年の翌年まで提供。基本カード会員のみ(家族カードは対象外)。通常なら年25回滞在または50泊が必要な資格です
毎年もらえるもの
ウィークエンド無料宿泊特典 継続だけで毎年1泊(無条件)
一定金額の利用でもう1泊、最大2泊
金・土・日曜の夜のいずれか1泊(月〜木は不可)。2名1室・スタンダードルームの空室時。特典発行から1年間有効。対象外ホテルあり。集計期間は入会日・切替日から1年(暦年ではありません)
HPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン) 年会費が初年度無料
国内・韓国の対象ホテルで宿泊25%OFF、レストラン最大20%OFF
通常年会費25,000円。2年目以降は有効期限までに更新すれば10,000円(切れてからだと25,000円)。アメックスのオンライン・サービス経由での登録が必須(HPCJサイトから直接申し込むと対象外)。家族カード会員も対象
ポイント
通常のポイント 100円=3ポイント
ヒルトン・ポートフォリオ内の対象利用は100円=7ポイント
一般カードは100円=2ポイント/ヒルトンでの利用は3ポイント。年会費など一部対象外の利用があります
入会ボーナスポイント 入会後3ヶ月以内に30万円の利用で30,000ポイント 基本カード会員のみ・お一人一度。家族カードの利用分も合算。付与は入会後5〜6ヶ月を目途。⚠この入会ボーナスはエリートステータスの獲得条件には加算されません(200万円の判定には効きません)
家族・旅行・安心
家族カード 3枚まで無料(4枚目以降13,200円) 家族カードの利用分は本会員のポイント・各特典の判定金額に合算されます。ただしゴールド/ダイヤモンドのステータスと無料宿泊特典は基本会員のみ
空港ラウンジ 国内外の対象ラウンジを同伴者1名まで無料 カードと同一名義・当日の搭乗券の提示が必要。プライオリティ・パスは付きません(対象空港は公式サイトでご確認ください)
旅行まわり 手荷物無料宅配・空港クローク・無料ポーターサービス・旅行傷害保険・オーバーシーズアシスト 各サービスに条件があります。詳細は公式のサービス一覧をご確認ください
プロテクション各種 スマートフォン・プロテクション(破損に加え火災・水濡れ・盗難も対象)ほか ショッピング/オンライン/リターン/キャンセルの各プロテクションも付帯
⚠ 期間が2つあります(ここを取り違えると1年ずれます)
ダイヤモンドの200万円1月〜12月の暦年で数えます。一方ウィークエンド無料宿泊特典のプログラム期間はカードの入会日(切替日)から1年間です。同じカードなのに締めが別々なので、「あと少しで届く」と思って年末に駆け込んでも、無料宿泊のほうは期間外ということが起こります。達成状況はアメックスのアプリで確認できます。

いまの入会キャンペーンの水準が「待ち」か「入りどき」かは、過去の増額実績と見比べるのが確実です。入会キャンペーン情報(定期更新中)で水準の判断材料を整理しています。

メリット・デメリット

メリット: 「朝食」「無料宿泊」「ダイヤへの近道」の3点に尽きる

  • ゴールド自動付帯の朝食特典: ヒルトン系列の多くで2名分の朝食が無料に。朝食1名2,500円のホテルに家族で2泊すると、それだけで約10,000円が浮く計算です
  • 週末無料宿泊(更新ごとに1泊): 金・土・日のヒルトン系列は1泊3〜5万円の価格帯がざらにあり、ここにぶつけられれば年会費の大半が返ってきます。年間300万円利用でもう1泊
  • 年200万円でダイヤモンド: 通常は年間60泊の宿泊実績が要る最上位ステータスに、家計の決済だけで届きます。ホテル上級会員の世界では異例の近道です

自動付帯のゴールドと、年200万円で届くダイヤモンドの違いはここです(2026年6月時点)。

ゴールド(持つだけ)ダイヤモンド(年200万円)
朝食/飲食クレジットありあり
宿泊ポイント+80%+100%
部屋のアップグレード空室状況に応じて空室状況に応じて(優先)

つまり「朝食目当てならゴールドで十分、より上の体験を狙うならダイヤ」という整理です。ランク制度の全体像はヒルトン・オナーズの解説にまとめています。

年会費66,000円の元は取れるのか(わが家の目安計算)

朝食1名2,500円・週末無料宿泊を4万円相当の宿で使う前提で、使い方別に差し引きを並べます。

1年の使い方受け取る価値(目安)年会費との差し引き
年1回・週末2泊+無料宿泊を消化朝食 約1万円+無料宿泊 約4万円 = 約5万円▲約1.6万円
年2回・計4泊+無料宿泊を消化朝食 約2万円+無料宿泊 約4万円 = 約6万円ほぼ均衡
ヒルトンに泊まらなかった年ほぼゼロ▲66,000円(持ち出し)

正直に言うと、朝食だけでは年会費に届きません。週末無料宿泊を毎年確実に使い切れるか、が分水嶺です。差し引きがマイナスでも、アップグレードやレイトチェックアウトといった金額にしにくい体験価値をどう見るかで答えは変わります——そこは各家庭の判断だと思います。無料宿泊を取りこぼさない予約のコツはホテル系カードの無料宿泊特典の使い方にまとめました。

デメリット: 「ヒルトンに泊まらない年」に何も残らない

  • 特典がヒルトン系列に集中しているため、泊まらなかった年は年会費がほぼ持ち出しになります
  • 海外事務手数料3.5%(2025年8月に2.0%から改定)。海外旅行の現地決済には不向きです
  • 無料宿泊は金・土・日限定。平日に旅程を組む家庭は使いにくい場面があります

海外旅行保険は利用付帯で、傷害・疾病治療費用は本会員が最高300万円、家族特約が最高200万円です(傷害死亡・後遺障害は本会員最高1億円・家族特約最高1,000万円)。対象のご家族も補償される家族特約があります(2026年6月・規定集確認)。考え方は家族特約とはで解説しています。適用条件(旅行代金の決済等)は必ず公式の規定でご確認ください。

見落としがちな強み: 系列レストランの決済は“重ねがけ”で効く

メリットは前述の3点が軸ですが、もう一つ地味に効くのがヒルトン系列レストランでの決済です。このカードはヒルトン系列での支払い(ホテル内レストランを含む)が100円=7ポイントと高還元。しかも宿泊しない“外来利用”でも、ゴールド・ダイヤモンドの飲食25%割引(Dine Like a Member)と来店500ポイントが同時に乗ります。対象はフォルクスキッチンに限らず、ヒルトン系列のレストラン・バー全般です。

ローストビーフとヨークシャープディングの一皿(ヒルトン大阪フォルクスキッチン)

実際にヒルトン大阪のレストラン「フォルクスキッチン」で家族の平日ディナービュッフェ(大人6,900円)を利用したときは、ダイヤモンドの25%割引で5,175円まで下がり、その決済で約360ポイント、さらに来店500ポイント——合わせて約860ポイントが戻りました。割引で支払いを下げつつ、払った分にポイントも乗る“重ねがけ”になるのが気持ちいいところです。

ローストビーフなどを目の前で切り分けるカービングステーション
フォルクスキッチン平日ディナーでの“重ねがけ”(大人1名)
  • 定価 6,900円 → ダイヤ25%割引で 5,175円
  • カード決済(ヒルトン系列7%)で 約360ポイント
  • 来店ボーナス 500ポイント(宿泊なし・割引後4,500円以上)

飲み放題を付けない“素”の使い方で、ダイヤモンド会員がこのカードで支払うと、実質コストはここまで下がります(ポイントは0.5円/ポイント換算の概算)。

飲み放題なし・ダイヤ・このカード払い大人1名家族3人(大人2+子供1)
定価6,900円17,250円
ダイヤ25%割引後の支払い5,175円12,938円
カード7%ポイント約360pt約905pt
来店ボーナス500pt500pt
実質コスト(ポイント0.5円換算)約4,745円約12,235円

※家族3人は大人2名+子ども1名で、子ども料金は大人の半額(3,450円)として試算しています(実際の子ども料金は年齢・店舗で異なります)。

大人1名なら定価6,900円が実質約4,745円——飲み放題を付けなくても、割引とポイントを合わせた実質で約31%お得です。割引・カードポイント・来店ボーナスを重ねるだけの、券も飲み放題もいらない“素”の形なので、誰でも再現しやすいのが良いところだと思います。

本格的なトマトソースのスパゲティ

無料宿泊が金・土・日に限られるのに対し、レストランの割引・ポイントは平日でも、泊まらない日でも効くのが利点です。記念日の食事や家族でのビュッフェに使うだけでも年会費の取り返し材料になりますし、外来分の決済も年間利用額(ダイヤ維持の200万円・無料宿泊上乗せの300万円)に算入されます。なお公式サイト限定の割引プランは会員割引・ポイントの対象外になりやすいので、通常メニューに会員特典を合わせるのが確実です(2026年6月時点)。

▶ 実際の体験はこちら:ヒルトン大阪 フォルクスキッチンの平日ディナービュッフェ実食レポ

一般カードとプレミアム、どこで分かれるのか

項目 ヒルトン・オナーズ アメックス
年会費 16,500円
ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム
年会費 66,000円
自動付帯ステータス ゴールド ゴールド
ダイヤモンドへの到達 カード決済では到達できない 年間200万円の決済で到達
(エグゼクティブラウンジ/アップグレード対象の拡大)
ウィークエンド無料宿泊特典 一定金額の利用+継続で1泊 継続だけで1泊(無条件)+一定金額の利用でもう1泊(最大2泊)
ポイント還元 100円=2ポイント
ヒルトンでの利用は3ポイント
100円=3ポイント
ヒルトンでの利用は7ポイント
家族カード 6,600円 3枚まで無料(4枚目以降13,200円)
HPCJ(国内25%OFF) 年会費の優遇あり 初年度無料/2年目以降は期限内更新で10,000円
向いている人 年に数回ヒルトンに泊まるライト層 月17万円前後の決済を集約でき、家族でラウンジと朝食を使いたい層

分岐点はシンプルで、年間の決済を200万円まとめられるかどうかです。月にすると約16.7万円。わが家は家族の生活費・通信費・保険・ふるさと納税をこの1枚に寄せることで届かせています。カードを増やすのではなく、逆に「決済を1枚に集める」のが到達の近道でした。家族カードが3枚まで無料なので、家族の決済を合流させても年会費が増えないのはこのカードの効きどころです。

正直に書いておく弱点
プライオリティ・パスは付きません(空港ラウンジ特典は国内外の対象ラウンジ・同伴1名まで無料)。
・海外での現地決済には海外事務手数料がかかります。率は改定されるので会員規約でご確認ください。海外決済をメインにする用途には向きません。
無料宿泊特典は金・土・日曜の夜限定。平日出張が中心の方は消化しづらい特典です。
ステータスと無料宿泊は基本カード会員のみ。家族カード会員本人にゴールドは付きません(HPCJは家族カードも対象)。
・決済が集まらないと、ダイヤモンドにも2泊目の無料宿泊にも届かず年会費だけが残ります。

実際に旅行で使ってみた

わが家がダイヤモンドを維持している一番の理由は、朝食会場にあります。子連れ旅行は、朝の機嫌でその日一日が決まります。「朝食どうする? コンビニ? 近くの喫茶店?」という出発前の相談が、ステータスのおかげで旅から消えました。会場に行けば娘の好きなものが必ず何かある——この安心感は、金額換算した数字より大きいと感じています。

47都道府県を回る旅では温泉宿やビジネスホテルにも泊まるので、わが家でも「全部ヒルトン」ではありません。だからこそ、節目の旅行をヒルトンに寄せて、特典を一点に集中して使うのがこのカードとの付き合い方だと思っています。具体的にどれくらい戻るのかは、下に実績を載せました。

実績: コンラッド大阪の1泊で5,625ポイント

2026年8月にコンラッド大阪へ家族3人で泊まったとき、このカードで滞在中の支払いをまとめて決済しました。カード側に付いたポイントがこちらです。

ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムのポイント実績画面。コンラッド大阪の宿泊で5,625ポイントを獲得(宿泊日は黒塗り)
カード決済側の獲得は5,625ポイント(宿泊日のみ黒塗り)。

5,625ポイント。この滞在で実際に払った合計は80,357円(宿泊72,157円+ディナー23,000円−館内クレジット14,800円)でしたが、80,357円 × 7ポイント/100円 = 5,625ポイントと計算がぴったり合います。ヒルトン系列での決済が100円=7ポイントという高還元が、宿泊代にもレストラン代にもそのまま効いているのが確認できました。

しかもこれはカード側だけの話で、ホテル側のヒルトン・オナーズでは別に17,016ポイントが積算されています。同じ1泊で合計22,641ポイント。当ブログの試算レート(1ポイント=0.4〜0.6円)なら約9,100〜13,600円相当です。

先に「朝食だけでは年会費に届かない」と書きましたが、こうしたホテル決済のポイントも足し込むと景色は少し変わります。とはいえ年会費66,000円に対して1泊で1万円前後ですから、こういう滞在を年に何回作れるかが結局の分水嶺という結論は変わりません。滞在の費用内訳はコンラッド大阪 家族宿泊記まとめに、ポイントの貯め方はヒルトンポイント完全ガイドにまとめています。

アップグレード実績:スタンダード予約から高層階へ

ヒルトン・シドニー 41階キングエグゼクティブの客室
ヒルトン・シドニーでは、スタンダード予約から41階のキングエグゼクティブへ無料でアップグレードされました。

ダイヤモンドの「客室アップグレード」は、空室状況次第という但し書きがつきます。それでも実際には、ヒルトン・シドニーで41階のキングエグゼクティブへ無料アップグレードコンラッド大阪では50㎡の客室へヒルトン大阪では家族3人でスイートへと、確率はかなり高い実感があります。同じ料金を払って、見える景色だけが変わるのがこの特典です。

ラウンジ体験:外食費がまるごと消える

ヒルトン・シドニーのエグゼクティブラウンジで取り分けたカナッペの皿
ヒルトン・シドニーのエグゼクティブラウンジ。カクテルタイムの軽食で夕食が要らなくなった日もありました。

ダイヤモンドで効くのはラウンジです。ヒルトン・シドニーでは家族3人が無料でラウンジに入れましたし、コンラッド大阪の39階ラウンジではアフタヌーンティーとカクテルタイムを全品レポートしています。旅先の夕食を1回置き換えられるだけで、家族3人なら1万円前後が浮きます。「特典で得をした」というより、出ていくはずだったお金が出ていかないという感覚が近いです。

子連れ旅での効き方:朝食と添い寝

ダイヤモンドの朝食特典は大人2名が対象です。娘のメイが添い寝で泊まれる年齢のうちは、家族3人の朝食がほぼカバーできました。ただし子どもが「大人扱い」になる年齢の壁は確実にあって、ここは正直にデメリットとして書いています。家族構成によって効き方が変わるので、そこも含めてダイヤモンド・ゴールド特典の完全ガイドにまとめました。

決済まわりを含めた組み立てはヒルトンアメックス完全ガイドに書いています。ステータスの中身はヒルトン・オナーズ完全ガイド、HPCJの使い方はHPCJガイド、マリオットとの比較はヒルトンvsマリオットもどうぞ。

申し込みルートは3つ。入口はひとつしか選べません

同じカードでも、どこから申し込むかで受け取れるものが変わります。選択肢は大きく3つです。

ルート もらえるもの 注意
① 公式サイト 公式サイトに掲載されている入会特典 いちばん手数がかからない基準の水準です
② ポイントサイト経由 公式の入会特典+ポイントサイト独自のポイント 掲載の有無・還元額は日々変わり、カード発行案件が出ていない時期もあります。サイト側にも独自の成果条件(発行後の利用など)が付くことがあるので、そちらの条件も読む必要があります
③ ご紹介プログラム 入会特典そのものが上乗せされます(紹介限定のボーナス) 既存会員から個別にURLを受け取るひと手間がかかります

ここで大事なのは、3つを足し合わせることはできないということです。アメックスの案内には「お申し込み時にご確認いただいたページに記載されているご入会特典が適用されます。お申し込み後に他の特典へのご変更はできません」と明記されています。つまり最後に通った入口の条件でその後が決まり、あとから乗り換えられません。不定期に出る「特別入会キャンペーン」も、そのキャンペーンページ経由の申し込みだけが対象と明記されるのが通例です。

選び方はシンプルで、「紹介限定で上乗せされる分」と「ポイントサイトの還元額」を、申し込む時点で見比べるだけです。当ブログでご案内できるカードでは、紹介限定の上乗せがポイントサイトの還元を上回っていることが多いのですが、これは時期によって逆転します。断定はしないので、申し込む直前にご自身で並べてみてください。

利用条件を無理なく達成するには

入会特典でいちばん多い脱落は、ポイント数ではなく期限内に利用金額が届かないことです。考え方はひとつで、新しい支出を作るのではなく、もともと出ていく支出を期間の中に寄せられるか。順番に見ていきます。

まず「予定されている支出」を数える

  • 年払いにできるもの:保険料、通信費、サブスク、各種会費。月払いを年払いに変えるだけで窓の中の金額が増えます
  • 時期が決まっている大口:車検、タイヤ交換、家電の買い替え、リフォーム、学費、引っ越し
  • 税金の納付:固定資産税・自動車税など。国税のカード納付は1万円ごとに決済手数料がかかるので、手数料と獲得ポイントを見比べて判断してください
  • 旅行費の前倒し:航空券・宿泊の事前決済。旅程が決まっているなら、支払いのタイミングだけを窓に合わせられます
  • 家族カードの合算:家族会員の利用分は本会員の利用額に合算されます(家族カードが無料の券種なら、ここがいちばん効きます)

ギフトカードや電子マネーで嵩上げする方法について

Amazonギフトカードや百貨店ギフトカードの購入、電子マネーへのチャージで金額を積み上げる方法が紹介されているのを見かけます。手段としては存在しますが、当ブログはおすすめしていません。理由は2つです。

  • 対象外になることがある:入会特典の注意事項には「年会費など一部対象とならないご利用分があります」と書かれており、換金性の高い商品や電子マネーへのチャージは、ポイント加算やボーナスの集計から外れる場合があります。実際にANAのステータス判定では、カード付帯の電子マネー(楽天Edy・PASMO・Suica等)へのチャージが対象外と明記されています
  • 失敗が静か:決済自体は普通に通るため、対象外だったことに気づくのは特典が付かなかったときです

やるとしても、使い道が確実に決まっている範囲だけにとどめてください。条件を満たすために不要なものを買うのは本末転倒です。数えて届かないなら、それは「今は申し込むタイミングではない」というだけの話だと思います。

期限の数え方にも注意

達成期間の起算はカードの承認日です(申し込んだ日でも、カードが届いた日でもありません)。また利用金額の集計はカード会社に決済データが到着した日が基準で、加盟店によっては到着が1ヶ月以上あとになることがあります。締め切り間際の大口決済は当てにしないのが安全です。

入会キャンペーンについて分かっていること・いないこと

数字を出すときは、どこで確認したのかもセットで書きます。入会ボーナスは公式のカードページ、紹介経由の上乗せ分は紹介プログラムのページ(カード会員のログイン後の画面)で確認したものです。

内訳 条件 獲得ポイント
入会ボーナスポイント 入会後3ヶ月以内に合計30万円 30,000ポイント
通常のご利用ポイント 30万円を利用した場合(100円=3ポイント) 9,000ポイント
ご紹介プログラム限定ボーナス ご紹介経由で入会した場合のみ +5,000ポイント
合計 公式サイト経由 39,000/ご紹介経由 44,000
⚠ 入会ボーナスで注意したい3点
・基本カード会員のみ・お一人につき一度。カードご利用金額は家族カードでのご利用分も合算されます。
・付与はご入会後5〜6ヶ月を目途。すぐには入りません。
この入会ボーナスはエリートステータスの獲得条件としては加算されません(200万円のダイヤモンド判定には効きません)。

もうひとつ、仕組みの話を補足します。アメックスの「<ご紹介プログラム>期間限定キャンペーン一覧」に、ヒルトンのカードは掲載されていません。同ページの注意事項には「ヒルトン・オナーズ アメックス(プレミアムを含む)の場合、紹介できるカードはヒルトン・オナーズ アメックスのみ」と明記されており、ヒルトン系はヒルトンのカードを持っている人の紹介ページからしか出てこない設計です。つまり上の+5,000ポイントは、誰でも見られる公開ページには載っていません。私がカード会員として自分の紹介ページで確認した数字である、と明示しておきます。

そして過去の水準と比べると、いまは控えめです。ヒルトン・プレミアムには合計140,000ポイントという増額期がありました。39,000〜44,000ポイントはそこからかなり下がった水準です。ただし利用条件は3ヶ月で30万円と軽く、無料宿泊特典とゴールドステータスは入会した年から効き始めます。近くホテル代のかかる予定があるなら、入会特典の多寡より「その支出で条件を達成できるか」のほうが実質的な判断材料になると思います。水準の推移はアメックス入会キャンペーンの最新情報ページで追っています。

なお、アメックスが不定期に出す「特別入会キャンペーン」は、そのキャンペーンページ経由の申し込みだけが対象と明記されるのが通例で、紹介経由とは併用できません。どちらか一方になります。過去の水準の推移はアメックス入会キャンペーンの最新情報ページにまとめています。

出典・確認日 2026年9月3日に以下の公式ページで確認しました。
・年会費・家族カード・ポイント還元 … ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
・入会ボーナスポイント・サービス一覧 … カードのサービス
・ゴールド/ダイヤモンドの付与条件(200万円・暦年・翌年まで) … ヒルトン・オナーズ・エリートステータス
・無料宿泊特典の条件(無条件1泊・金土日・プログラム期間) … ウィークエンド無料宿泊特典
・HPCJの割引と年会費 … ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン
・空港ラウンジの利用条件 … 空港ラウンジ
・ヒルトン系が紹介プログラムの一覧に載らないこと … <ご紹介プログラム>期間限定キャンペーン一覧
特典内容・年会費・到達条件は予告なく改定されます。お申し込み時点で申込画面に表示される条件が最終的な正です。
紹介限定 公式サイト経由より +5,000ポイント 券種は選択済みで開きます。ニックネームとメールアドレスだけ ご紹介用のURLを受け取る(無料)

ご紹介についてよくあるご質問

本名や住所などの個人情報は必要ですか?

不要です。ニックネームとメールアドレスだけでご案内できます。本名・住所・電話番号はいただきませんし、お聞きすることもありません。

どのくらいで返信が来ますか?

ご案内用URLは規約でブログなどに掲載できないため、このページには貼らず、ご依頼をいただいた方へ個別にメールでお送りしています。券種によっては手配が必要になるため、少しお時間をいただくことがあります(いつまでに、というお約束はしていません)。

そのあと勧誘メールは届きますか?

届きません。いただいたメールアドレスはこのご案内の返信にのみ使用します。営業メール・メールマガジンの配信は一切行いません。ご質問への返信が必要なとき以外は、こちらから追ってご連絡することもありません。

迷っているのですが、相談だけでも大丈夫ですか?

もちろんです。フォームの「ご質問など」欄にお書きいただければ、分かる範囲でお答えします。決済額が届かなそうな方には「今は見送りが正解です」とお伝えすることもあります。

紹介での入会は「危険」なのか——規約を読んで整理します

「アメックスの紹介は危険」と書かれているのを見て不安になった方へ。ご紹介プログラムはアメリカン・エキスプレスが公式に提供している制度です。ただし利用規約にルールがあり、それを守っていない紹介のほうが危険、というのが実際のところです。当ブログがどうしているかも含めて書きます。

規約が求めていること(この2つ)
・ご家族・ご友人・お知り合いなど、連絡可能な状態にある方へのご紹介であること
・ご紹介を受けることについて、ご本人の同意が得られていること

当ブログは、お問い合わせページからご連絡をいただき、メールのやりとりをしたうえでご案内しています。この2つを満たす形です。

逆に「危険な紹介」はこちらです

ご紹介プログラム利用規約の禁止事項には、ブログ・SNSなど不特定多数が閲覧できる場所に紹介URLやコードを公開することが挙げられています。ペナルティはポイントの没収から会員資格の停止まで。note・X・Instagramにコードが直接貼られているのを見かけますが、あれは紹介する側がリスクを負っている状態です。当ページにご案内用のURLを載せていないのは、この理由です。

お送りするURLについて

ご案内用のURLは、上に書いた理由からページには載せず、ご依頼をいただいた方へ個別のメールでお送りしています。券種によっては手配が必要になるため、お時間をいただくことがあります(いつまでに、というお約束はしていません)。

また、キャンペーンが切り替わったあとの古いURLをお送りしないよう、取得から一定の期間を過ぎたものは使わない運用にしています。とはいえ入会特典の内容は予告なく改定されますので、最終的にはお申し込み画面に表示される条件をご確認ください。適用されるのは申し込み時に表示されていた条件で、あとから変更できません。

こちらの個人情報は、紹介者に伝わりますか

伝わりません。氏名・住所・電話番号・年収・審査の内容が紹介者に共有されることはありません。当ブログがいただくのもニックネームとメールアドレスだけです。

ご入会が成立したときにアメリカン・エキスプレスから当ブログに届くのは、「ポイントが加算されました」という通知だけです。お申し込みになった方のお名前も、ご連絡先も含まれていません。つまりどなたがご入会されたかを、当ブログが確認する手段はありません(同じ時期のご依頼が1件だけであれば時期から見当がつくことはありますが、分かるのはそこまでです)。否決だった場合に、その理由が伝わることもありません。

紹介した側にも特典があります(利益開示)

あります。ご紹介から入会いただくと、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)にポイントが付与されます。券種ごとに年間の紹介人数・獲得ポイントに上限があるため、家族名義のカードからご案内することがあります。隠す話ではないので先に書いておきます。

すでにアメックスをお持ちの方へ(プロパーと提携カードは別枠です)

ご紹介プログラム利用規約 第5条5項が対象外として挙げているのは、①家族カード・追加カードでの入会 ②いま持っているカードからの切り替え ③グリーン・カード/ゴールド・カード/プラチナ・カードを現在お持ちの方、または過去にお持ちで再入会される方の3つです。③で名前が挙がっているのはプロパーカードだけ(申込画面の募集条件では、これにゴールド・プリファードが加わります)。

ヒルトン・マリオット・ANA・デルタなどの提携カードは、この名指しの一覧に入っていません。提携カードはブランドごとに別のカードとして扱われるため、たとえばプロパーカードをお持ちの方がマリオットやヒルトンのアメックスに入会する場合、そのカードの特典は別に受けられます(逆も同じです)。一方で同じブランドの中でのグレード違い(一般↔ゴールド↔プレミアム)は同じカードとみなされることがありますので、そこは注意が必要です。心当たりのある方は、申し込む前に申込画面の表示かアメックスのカスタマーサービスでご確認ください。お申し込みの資格(年齢・収入の条件)も、申込画面でご確認いただくのが確実です。

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紹介限定 公式サイト経由より +5,000ポイント 券種は選択済みで開きます。ニックネームとメールアドレスだけ ご紹介用のURLを受け取る(無料)
このページの取り扱いについて
・本ご紹介により、当ブログ運営者またはその家族(紹介者)に特典(ポイント等)が付与されます。利益関係がありますので、あらかじめ開示します。
・当ページの筆者は本カードを保有し、ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドを維持しています。体験に関する記述は実際の宿泊に基づくものです。
・記載の年会費・特典内容・到達条件は2026年9月3日時点で公式サイトで確認した情報です。改定される場合があるため、お申し込み前に必ず公式サイトおよび申込画面の最新条件をご確認ください
・当ページは特定のカードへの申し込みを強制するものではありません。ご自身の利用額・宿泊スタイルに照らしてご判断ください。

よくある質問

ダイヤモンドステータスになると何が変わりますか?

宿泊ポイントが+80%から+100%になり、客室アップグレードの優先度が上がります。朝食・飲食クレジットはゴールドから付くため、差は「上積み」です。制度全体は当ブログのヒルトン・オナーズ解説と公式サイトでご確認ください。

無料宿泊特典はどのホテルでも使えますか?

利用は金・土・日に限られ、対象ホテルや空室状況の条件があります。予約方法を含めて公式サイトの案内をご確認ください。

家族カードでも空港ラウンジや保険は使えますか?

家族カードは3枚目まで無料で発行できます(2026年6月時点)。付帯サービスの範囲は本会員と異なる場合があるため、詳細は公式サイトでご確認ください。

年間200万円・300万円はいつからいつまでの集計ですか?

集計期間や対象となる利用の範囲は公式の規定によります。お申し込み前に公式サイトでご確認ください。

ホテルに泊まらない日でもこのカードのお得さはありますか?

あります。ヒルトン系列レストランでの決済は100円=7ポイントの高還元で、外来利用でもゴールド・ダイヤモンドの飲食25%割引と来店500ポイントが同時に使えます。無料宿泊と違い平日でも効くので、記念日の食事やビュッフェで年会費を取り返す使い方もできます(公式サイト限定プランは割引対象外)。

結論: 申し込む価値があるのはこんな家庭

最終チェック
  • 年1回以上、家族でヒルトン系列に泊まる予定がある
  • 金・土・日の旅行が組める(週末無料宿泊を使い切れる)
  • 生活決済を寄せて年間200万円が現実的に見える

3つすべてに当てはまるなら、年会費66,000円は「宿泊体験の前払い」として十分に働きます。1つも当てはまらないなら無理は禁物です——まずは維持費のかからない三井住友カード ゴールド(NL)から始めるのが堅実だと思います。

マリオットとの比較(ヒルトン vs マリオット)、マイル系・低コスト系との使い分けは旅行で得するクレジットカード比較まとめで整理しています。

▶ ヒルトンを家族でお得に泊まる全体像はヒルトン完全ガイドにまとめています。