プライオリティパスで入るシドニー空港ザ・ハウス|シャワー・軽食・バー完全レポ

目次

シドニー空港「ザ・ハウス」はどんなラウンジ?

シドニー滞在の締めくくりは、夜の帰国便。出国審査を抜けてから搭乗までたっぷり時間があったので、今回は空港のラウンジを何軒か渡り歩くことにしました。その一軒目がこのThe House by Aspire(ザ・ハウス)です。

のんたん

シドニー空港の第1ターミナル、出国後エリアはラウンジの宝庫なんです。今回はプライオリティパスで入れるこの「ザ・ハウス」からスタートしました!

ザ・ハウスは、シドニー・キングスフォード・スミス国際空港の第1ターミナル(国際線)、出国審査を抜けた先のエリアにあります。プライオリティパスやラウンジキーで入れる独立系ラウンジで、特定の航空会社の会員でなくても、対象のカードさえ持っていれば利用できるのが最大の特徴です。ウォークイン(当日飛び込み)でも1人A$42(約4,200円/1豪ドル≒100円換算)で入れる、と入口の看板に出ていました。

The Houseの入口に立つ料金バナー。ウォークインA$42の表示(右側の利用客はぼかし処理)
ノリス

航空会社に縛られず「カード1枚で入れる」設計なんですよね。エコノミーで上級会員を持っていない人ほど、この独立系ラウンジの価値が効いてくると思います。

元・中東系エアラインの内装をそのまま活かした空間

中に入ってまず目を引くのが、独立系ラウンジとは思えない内装の重厚さです。ダークウッドのパネルに、真ん中を貫く大階段。もともと中東系エアラインのラウンジだった空間を居抜きで使っているそうで、確かにそう言われると納得の“作り込み”でした。落ち着いた照明とゆったりした椅子が並び、独立系とは思えない上質な雰囲気です(※他の利用客のプライバシー保護のためぼかし処理をしています)。

ザ・ハウスの吹き抜けの大階段。ダークウッドの重厚な内装
ザ・ハウスの上質な一人がけ席が並ぶ空間(他の利用客はぼかし処理)

ドリンクは、バーカウンターで注文するスタイル。ウイスキーやワイン、スピリッツがずらりと並び、冷蔵ケースにはビールやソフトドリンクも揃っています。私はオーストラリアらしく、地元アデレードのクーパーズ(Coopers)のペールエールをいただきました。

ザ・ハウスのバーカウンター全景。コーヒーマシンと冷蔵ケース
バックバーに並ぶウイスキーやワイン、リキュールの瓶
オーストラリアのクーパーズ・オリジナルペールエールの瓶
のんたん

キンキンに冷えたクーパーズを片手に、旅の余韻にひたる時間。オーストラリアを離れる前の“最後の一杯”にぴったりでした。

面白かったのが、バーの一角に置かれていた「FIT2FLY」ポリシーの掲示。「飲みすぎて搭乗を断られることのないように」という空港ラウンジならではの注意書きで、1杯目は楽しんで、2杯目は控えめに、3杯目はスタッフから声がけも——と段階が書かれていました。責任あるお酒の提供を明文化しているあたり、いかにもオーストラリアらしいなと感じます。

FIT2FLYポリシーの掲示とバックバーの酒瓶
ノリス

ルールを堅苦しく貼るのではなく、段階で示して自分で調整させる作り。飲む楽しさは残しつつリスクだけ下げていて、うまい落としどころだなと思います。

フード&ドリンクは「軽く一杯」にちょうどいい

フードは、正直なところ“がっつり食事”というより軽くつまむ量という印象でした。ホットミールはこの日3種類。パナンチキンカレー、ピラフライス、野菜入りの焼きそば(ホッケンヌードル)が保温皿で提供されていました。

保温皿のパナンチキンカレー
バターの効いたピラフライス
野菜入りホッケンヌードル(焼きそば)

コールド系は、スピナッチ&パンプキン&フェタのサラダ、ペンネのパスタサラダ、グリーンサラダなど。中東系ラウンジの名残なのか、フムスやフラットブレッド(ナン)、メゼ(前菜)系のコーナーもあり、このあたりのラインナップは独立系ラウンジとしては上出来だと思います。

スピナッチ・パンプキン・フェタのサラダとペンネパスタサラダ
フムスとフラットブレッド(ナン)のコーナー

甘いものは、ハウスベイクドのクッキーやデイリーケーキのセレクションが数種類。コーヒーはフランケの全自動マシンで、フラットホワイトやカプチーノをボタンひとつで淹れられます。紅茶やハーブティーの品揃えも十分でした。

ハウスベイクドクッキーとデイリーケーキのデザート
フランケの全自動コーヒーマシンと紅茶の品揃え

個人的に感心したのが、この「Refilled」の給水ステーション。スティルかスパークリングかを選び、フレーバーも3種類まで足せる仕組みで、マイボトルに好きな炭酸水を詰められます。搭乗前の水分補給に地味に便利でした。

Refilledの給水ステーション。スティルとスパークリングを選べる
のんたん

「ここでお腹を満たす」というより「一杯やりながら軽くつまむ」ラウンジ。この後もう一軒回る予定だったので、ちょうどいい塩梅でした。

シャワー・キッズルーム・充電——設備は必要十分

ザ・ハウスは、空間のわりに設備が意外としっかりしています。まずシャワースイートが用意されていて、長時間フライトの前に汗を流せます。夜行便で日本に帰る前にシャワーを浴びられるのは、体のリセット効果が大きいんですよね。

シャワースイートの入口ドアのサイン

そしてもうひとつ、個室のファミリールーム(キッズスペース)があります。テレビにおもちゃ、小さな椅子とテーブル、ビーズクッションまで揃っていて、コアラのぬいぐるみも。今回は一人での利用でしたが、小さなお子さん連れなら、ここで遊ばせながら大人が一息つける、ありがたい設計だと思います。

ファミリールームの中。おもちゃとテレビと小さな椅子
ファミリールームの入口サイン

充電まわりも安心でした。座席まわりにオーストラリア式・イギリス式のコンセントに加えてUSBポートも備わっていて、出発前にスマホやモバイルバッテリーをしっかり満タンにできます。Wi-Fiもあり、搭乗までの仕事や連絡を片付けるのにも困りません。

座席まわりの充電ポート。豪州式・英式コンセントとUSB

ノリスのROI分析|プライオリティパスで入るザ・ハウスの費用対効果

ノリス

では、このザ・ハウスに「入る価値があるか」を整理してみます。感情は抜きで、数字で見ていきますね。

ザ・ハウス|プライオリティパス利用のROI決算

① ウォークイン相場:1人 A$42(約4,200円/1時間)
② プライオリティパス利用時の追加料金:公式には「1人あたり最大A$20(約2,000円)を入口で支払い」との記載あり。ただし今回、私は請求されませんでした(時間帯や混雑によるのかもしれません)。
③ 実質コスト:プライオリティパス1回分(+かかっても最大A$20)で、A$42相当の空間・飲食・シャワーを利用
④ 比較軸:この後に回る予定だった無料のニュージーランド航空ラウンジ(ANA上級会員なら追加料金なし)という“強力な無料候補”が同じフロアに存在
⑤ 最終判定適正(プライオリティパス保有者なら「使わないと損」)

ノリス

ポイントは「無料の航空会社ラウンジを持っている人か、そうでないか」なんですよね。ANA上級会員なら本命は無料ラウンジで、ここは“居抜きの豪華さを味わう一軒目”という位置づけになると思います。

逆に、エコノミー搭乗で航空会社の上級会員資格を持っていない人にとっては、このザ・ハウスの価値はぐっと上がります。クレジットカード付帯のプライオリティパスさえあれば、A$42相当の空間にシャワー・充電・軽食・お酒まで込みで入れるわけで、搭乗前の数時間の質が丸ごと変わります。混雑しがちな完全無料ラウンジと違い、そこそこ落ち着いて過ごせるのも利点でした。

シドニー空港「ザ・ハウス」の基本情報

【施設名】The House by Aspire(ザ・ハウス)/シドニー空港 第1ターミナル
【所在地】Sydney Kingsford Smith International Airport, Terminal 1(国際線)出国審査後エリア・50番ゲート付近
【営業時間】5:00〜23:00頃(時期により変動/搭乗の3時間前から利用可)
【利用条件】プライオリティパス/ラウンジキー等の対象カード、一部ビジネス・ファースト券、ウォークインA$42/人(1時間)
【設備】バー・軽食ビュッフェ・バリスタコーヒー・シャワースイート・ファミリールーム・充電・Wi-Fi
※プライオリティパス利用時の追加料金や営業時間は変更されることがあります。最新の営業状況等は、必ず公式HP・プライオリティパスアプリでご確認ください。

FIFAワールドカップ2026 全104試合ライブ配信はDAZNだけ
一休.com 全国旅行支援 宿泊料金20%OFF
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次