淡路島の道中で出会った、こだわりの玉ねぎ直売所
週末を使った1泊2日の淡路島の旅。我が家の大きな目的の一つが、ちょうど旬を迎えた新玉ねぎの大量仕入れでした。島のあちこちで買い込んで、結局この旅で15kgほど。その中で「ここはちょっと違うぞ」と印象に残ったのが、Googleマップで評価の高かった洲本市の小さな直売所、洲本農園です。

瓦屋根の渋い建物のシャッターに、家紋と「洲本農園」の文字。観光地の華やかなお店とは真逆の、地元の農家さんそのものという佇まいです。正直、最初は通り過ぎそうになりました。

のんたん軒先の小さな売り場で、玉ねぎを作っているお父さん本人が売っているんです。これはもう、話を聞かないわけにいきません!
ブランド玉ねぎ「洲錦(しまにしき)」とは
ここで作られているのは、「洲錦(しまにしき)」という名前のついた玉ねぎ。先祖から受け継いだ品種を育成・改良した、商標登録までされている洲本農園オリジナルのブランド玉ねぎです。辛味・旨味・甘味を絶妙なバランスでまとめた「三味一体」の味わいが自慢なのだそう。
お父さんが話してくれたのは、「食べ方や価値が分かる人に食べてほしいから、他ではほとんど出していない」ということ。京都の超高級ホテルなどでも使われているそうですよ、と教えてくれました(このあたりはお父さんから伺った話なので、ご紹介まで)。値段は1kgで900円。スーパーの玉ねぎを思えばかなり強気のお値段ですが、その自信の裏側を聞いていると、むしろ納得してしまいました。





安いものを大量に、ではなく、価値の分かる人に少しだけ。流通量をあえて絞って単価を上げる売り方なんですよね。作り手が直接その理由を語れるのが、何よりの説得力だと思います。
訪問したときはちょうど新玉ねぎの残りが少なくなっていて、購入できたのは3kg(1袋)。「洲錦」のロゴが入った手提げの箱に入れてもらいました。この箱を持っているだけで、なんだか良いものを手に入れた気分になります。


たまねぎなのに、はこに入れてくれるんだ! なんか、たからものみたい!
帰宅後すぐ実食!甘くてみずみずしい新玉ねぎ
旅から帰った夜、さっそく食卓へ。定番のオニオンスライスと、輪切りにしてこんがり焼いた玉ねぎステーキの2品にしてみました。


まず驚いたのがオニオンスライス。普段なら辛味を抜くために水にさらすところですが、水にさらさなくても辛味がほとんどありません。シャキッとみずみずしくて、噛むと甘みがじゅわっと広がります。玉ねぎステーキにすると、火を入れた瞬間に水分が溢れ出してきて、とろりと甘い。砂糖なんて一切入れていないのに、デザートかと思うほどでした。
たまねぎって、なみだが出るやつでしょ? これ、ぜんぜんからくない! あまくておいしい〜!



マイも「これは生で食べるのが正解やね」とパクパク。3kgあったのに、あっという間でした!
ひとつだけ知っておきたいのが、この新玉ねぎは日持ちが2週間ほどということ。みずみずしさの裏返しで、長くは置けません。でもそれは「今いちばん美味しい瞬間を食べている」という証でもあって、我が家はむしろ得した気分で食べ切りました。



日持ちしないのは弱点に見えて、流通に乗せにくいからこそ産地でしか味わえない価値になっているんですよね。直売所で買う意味がここに詰まっていると思います。
- 同じ「玉ねぎ」でも、品種やこだわりで味も値段も全然ちがう——作っている人から直接聞けたことで、メイの中で食べものの見方が一段深まった。
- 「水にさらさなくても辛くない」を自分の舌で確かめ、新玉ねぎと普通の玉ねぎの違いを体感した。
- 美味しいものほど日持ちしないことがある、という「旬」の感覚を、2週間で食べ切る体験から学んだ。
洲本農園「洲錦」の総合評価
★総合評価(洲本農園・淡路島玉ねぎ「洲錦」/家族で購入)
料理のクオリティ ★★★★☆(商標登録のオリジナルブランド「洲錦」を生産農家が直売。新玉は水にさらさなくても辛味が少なく甘い)
コスパ ★★★☆☆(1kg900円と一般的な玉ねぎより高め。希少さとこだわりに納得感はあるが価格相応〜やや高めの正直枠)
子連れのしやすさ ★★★☆☆(個人農園の直売所で特別な設備はないが、作り手と話しながら買える素朴さがある)
アクセス・利便性 ★★★☆☆(洲本市の農園で車前提。営業時間の明記がなく事前連絡が無難)
洲本農園の基本情報
【施設名】洲本農園(淡路島玉ねぎ「洲錦」直売所)
【所在地】兵庫県洲本市金屋659
【営業時間・定休日】公式サイトに明記なし。新玉ねぎは3月〜5月末ごろの期間限定。訪問前に食べチョク等のオンライン販売で在庫確認もおすすめです。
【料金目安】ブランド玉ねぎ「洲錦」1kg 900円〜(時期・販売状況により変動)
※営業状況・在庫・価格は変わることがあります。最新は公式HPをご確認ください。
家族での淡路島ドライブは、楽しい反面、宿や立ち寄り先を決めるのもひと仕事ですよね。でも、こういう作り手と直接話せる直売所での出会いは、子どもにとっても忘れられない思い出になります。メイも「たまねぎなのに宝物みたい」と大はしゃぎでした。淡路島は週末や連休になると人気の宿から早く埋まってしまうので、気になった方はぜひ早めに空室状況や最新プランを確認してみてくださいね。素敵な淡路島旅になりますように!
洲本農園「洲錦」のよくある質問
洲本農園の玉ねぎ「洲錦」はどこで買えますか?
兵庫県洲本市金屋にある洲本農園の直売所で、作っているお父さんから直接購入できます。直売所は不定期営業のため、確実に手に入れたい方は食べチョク等のオンライン販売を利用するのがおすすめです。
淡路島の新玉ねぎはいつが旬ですか?
洲本農園の「洲錦」では、生食できる新玉ねぎはおおむね3月〜5月末ごろの期間限定です。みずみずしさが特徴のため日持ちは2週間ほど。茶色い貯蔵熟成タイプはグリルやソテー向けに通年で楽しめます。
淡路島の新玉ねぎは生で食べても辛くないですか?
洲錦の新玉ねぎは、我が家ではオニオンスライスを水にさらさなくても辛味がほとんど気になりませんでした。甘みとみずみずしさが強く、加熱すると水分が溢れてとろりと甘くなります。辛いものが苦手なお子さんでも食べやすい印象でした。
このクラスターの全体まとめは【淡路島・鳴門】玉ねぎ15kgとうずしお|子連れ1泊2日モデルコースでまとめています。あわせてどうぞ。









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