関西(伊丹・関空)発SFC修行ルート|那覇タッチのPP効率比較2026年版

SFC修行の解説記事は羽田起点のものが大半です。でも関西ベースの修行僧にとっては「伊丹と関空、どちらが有利か」「羽田を経由するメリットは」という問いのほうが現実的です。関西在住でダイヤモンドまで経験した修行経験者として、関西発修行の選択肢をPP単価で徹底比較します。

のんたん

修行を始めた当初、関西発の情報が少なくて苦労しました。「那覇タッチって伊丹からがいいの?関空からがいいの?」と悩んでいた頃の自分への回答が、この記事です。

空港ターミナルビルの中からガラス越しに見た、ANAのプロペラ機ボンバルディアQ400
伊丹はプロペラ機からジェットまで路線が豊富。関西修行の主戦場です
目次

関西発修行の基本ルート3選

関西を起点とした場合、修行ルートは大きく3パターンに分かれます。PP単価(フライト費用÷獲得PP)が10円以下になるかどうかが選択基準です。

関西発修行ルート3選(スタンダード運賃・参考値)

① 伊丹(ITM)↔ 那覇(OKA)直行往復
区間基本マイル:739マイル(片道・「大阪—沖縄」区間)
PP目安:約2,760PP(往復)
特徴:最短所要時間・最もシンプルな修行スタイル


② 伊丹(ITM)→ 羽田(HND)→ 那覇(OKA)→ 伊丹(ITM)経由往復
区間基本マイル:ITM-HND 280マイル、HND-OKA 984マイル(各片道)
PP目安:約4,840PP(往復・4区間合計)
特徴:費用は高くなるが1往復でのPP獲得量が大幅増


③ 関西(KIX)発 国際線(クアラルンプール等)+ 国内乗り継ぎ
特徴:国内線修行より高単価PP獲得が可能なケース。海外発券と組み合わせると効率最大化。詳細は後続記事で解説予定。

ANAビジネスクラスの機内食の全景。皿盛りの前菜とメイン、クロワッサン、コーヒー、白ワイン
国際線発券を絡めればビジネスクラス修行も選択肢に。機内食まで含めて「乗ること自体が報酬」になります

▶ 国際線発券修行の実測レポ:ANAビジネスクラスで弾丸修行|金浦発券・羽田経由で実質2回分

PP単価で比較する——どのルートが得か

ルート比較の基準は「PP単価(円/PP)」です。修行向きの基準は10円以下。以下は参考試算です(実際の運賃は日程・購入タイミングで変動するため、ANA公式シミュレーターで確認してください)。

ルート概算費用(往復)獲得PP概算(往復)PP単価目安
ITM↔OKA 直行(スタンダード)20,000〜30,000円約2,760PP7〜11円 ◯〜△
ITM→HND→OKA→ITM(スタンダード)30,000〜45,000円約4,840PP6〜9円 ◎
ITM↔OKA 直行(フレックス)30,000〜45,000円約3,760PP8〜12円 ◯〜△
ノリス

実際の運賃は購入タイミングで大きく変動するので、この表はあくまで目安なんですよね。ANA公式の「国内線PP・マイルシミュレーション」に実際の運賃を入力してPP単価を算出してから予約する習慣が大切だと思います。

シミュレーションはANA公式のプレミアムポイントについてのページから利用できます。

伊丹発 vs 関空発——どちらが有利か

関西の修行僧が最初に迷うのが「伊丹か関空か」です。PP計算の観点では以下の違いがあります。

  • 伊丹(ITM)の特徴
    那覇への直行便は本数が多く、日帰り修行(OKAタッチ)がしやすい。区間基本マイルはKIXと同じ「大阪—沖縄」739マイル扱いでPP面の差はない。アクセスは梅田から30分圏内で使いやすい。
  • 関西(KIX)の特徴
    那覇への直行便本数はITMより少ないが、国際線接続が充実している。将来的に国際線修行(クアラルンプール等)を視野に入れるなら、KIX起点で設計するほうが連携しやすい。PP面はITMと同条件のため、判断軸は便数と国際線接続になる。
  • 結論:フライト修行のみならITM優先・国際線連携視野ならKIX
    OKAタッチを繰り返す純粋なフライト修行ならITMのほうが使いやすい。国際線修行(ルート③)を組み合わせる場合はKIXを起点に設計する。

乗り継ぎ経由の有効活用——1往復でPPを最大化する

「日程が多く取れない」「修行回数を減らしたい」という場合は、ルート②(ITM→HND→OKA→ITM)のように乗り継ぎを組むことで1往復あたりのPP獲得量を増やせます。

ITM→HND→OKA→ITM 乗り継ぎルートのポイント

メリット:直行往復と比べてPP数が約1.75倍。日程1日で4区間のPPが取得できる。

デメリット:羽田乗り継ぎの待ち時間が発生する(最低60〜90分程度)。運賃は直行より高くなる傾向。

向いている人:忙しくて月1〜2回しか修行日が取れない/日帰りで効率よくPPを稼ぎたい/PLATINUMまでの残PPが多い時期に集中して積みたい。

のんたん

私は修行の途中で「月に1回しか修行日が取れない」という状況になって、乗り継ぎルートに切り替えました。羽田の乗り継ぎ時間も、空港内のラウンジでのんびり過ごせるのでむしろ快適で、修行そのものが楽しくなりました。

年間計画の立て方——プラチナ50,000PPを逆算する

プラチナのフライトのみルート(50,000PP)を関西発で達成する場合の目安です。

プラチナ(50,000PP)逆算シミュレーション

【ケースA】ITM↔OKA直行×19往復
1往復あたり約2,760PP × 19回 = 約52,400PP
費用目安:1往復2〜3万円 × 19回 = 38〜57万円


【ケースB】乗り継ぎルート×11往復
1往復あたり約4,840PP × 11回 = 約53,200PP
費用目安:1往復3〜4.5万円 × 11回 = 33〜49.5万円


【ケースC】ライフソリューション条件B(30,000PP+400万決済)
必要フライト回数をITM↔OKA直行で換算:約11往復(乗り継ぎルートなら6〜7往復)
費用:フライト代22〜33万円+ライフソリューション決済コスト
→ フライト回数をAの半分近くに減らせる。仕事と家事が多い家庭ならCが現実的

ケースCのライフソリューション条件の詳細は「ANA上級会員をカード決済で目指す」、400万円決済の作り方は「ANAカード400万・500万決済の達成法」で解説しています。

関西発SFC修行のよくある質問

OKAタッチとは何ですか?日帰りで修行できますか?

OKAタッチとは、那覇空港に到着したのち、ラウンジや空港内グルメを楽しみつつすぐに折り返し便に乗る「日帰り修行」のスタイルです。那覇での滞在時間は1〜2時間程度。伊丹から早朝便で飛べば夕方には帰宅できます。那覇空港内の様子と過ごし方は「OKAタッチ修行の完全ガイド|那覇でANAラウンジ+グルメを楽しむ手順」で詳しく紹介しています。

修行は1年でまとめてやる必要がありますか?

はい。PPは1月〜12月末でリセットされるため、同一年内に必要PPを達成することが条件です。逆に言うと「2年に分けて積む」はできません。年初(1〜3月)から計画的にスタートし、余裕を持って達成するスケジュールを立てることが鉄則です。特に家族旅行の日程と修行日を組み合わせると、交通費の二重払いが避けられます。

神戸空港(UKB)からも修行できますか?

神戸空港(UKB)発着のANA便は現時点では那覇便がなく(スカイマーク等他社のみ)、ANA修行の起点としては使えません。ANA修行は伊丹または関西空港が関西からの現実的な起点です。

▶ あわせて読みたい:SFC修行2026年版|ANAプラチナ取得の全手順と関西発着対応

▶ PP計算の基礎:プレミアムポイント(PP)とは|ANA修行に必要な計算式と仕組み

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