リーガロイヤルホテル大阪 スイート宿泊記|ヴィニェットの客室を子連れレビュー

年に何度も家族で旅をしていると、「わざわざ遠くへ行かなくても、近くの非日常でこんなに満たされるんだ」と気づく瞬間があります。今回はまさにそれ。関西に暮らすわが家にとっては“ご近所”とも言える大阪・中之島のリーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション by IHGに、家族3人で泊まってきました。

「大阪の迎賓館」と呼ばれる歴史あるホテルで、2025年春にIHG系の“ヴィニェット コレクション”へリブランド。今回はクラブルームで予約していたのですが、チェックインでまさかのスイートへアップグレード。この記事では、そのお部屋(スイート)だけにフォーカスして、広さ・設備・アメニティ・眺めを子連れ目線でじっくりレビューします。

のんたん

IHGは平会員なので、正直アップグレードは半分あきらめてたんです。それがまさかのスイート。メイのテンションが一気に振り切れました(笑)

目次

クラブルーム予約が“スイート”に化けた理由

今回のアップグレードは、上級会員の恩恵…ではなく、予約に使ったサービス(ホテラックス)経由の特典でした。IHGのステータス自体は平会員でも、予約チャネルの組み合わせ次第で上のカテゴリーに手が届くことがある——この“どう予約するか”で体験が変わる感覚は、あとでノリスがしっかり決算します。

チェックインは、クラブフロア宿泊者専用のカウンターへ。ロビーの喧騒から一枚扉を隔てた場所で、座ってウェルカムのご挨拶を受けます。到着してすぐ、「あ、今日はちょっと特別な日だ」とスイッチが入る導線でした。

リーガロイヤルホテル大阪スイートのウェルカムスイーツ。ピンクの化粧箱とリーフパイ、ウェルカムカードがローテーブルに並ぶ

ピンクの箱!開けていい?リボンかわいい〜!

ドアを開けた瞬間の“わっ”——リビング付きスイートの広さ

お部屋のドアを開けると、まず現れるのが独立したリビング。深いグリーンの壁に、うねりのある柄のカーペット、丸テーブルと張地のやわらかいチェア、大型テレビ。ホテルの一室というより、上質なマンションの一室に招かれたような落ち着きです。

スイートの独立リビング。深緑の壁と柄カーペット、丸テーブルとチェア、大型テレビ

ソファの背面にはアート、フロアランプの陰影も効いていて、夜になると照明計画の巧みさがよく分かります。建物自体は歴史あるぶん“クラシック”な骨格ですが、内装はしっかりリニューアルされていて、古さより心地よさが勝ちました。

スイートリビングのソファとアート、フロアランプ。落ち着いた内装

リビングの奥、扉で仕切られた先が寝室。キングサイズのベッドに、間接照明で浮かび上がるヘッドボードのアート。窓辺はベンチ収納になっていて、荷ほどきもしやすい設計です。

スイートの寝室。キングベッドと間接照明のヘッドボード、窓辺のベンチ収納
のんたん

メイ、お部屋どう?

ベッド広すぎ〜!(ぼふっ)……もう一回ダイブしていい?

まっさらなベッドに全力ダイブして大喜びのメイ。妻のマイも「リビングと寝室が分かれてると、子どもが寝たあとに大人がゆっくりできるのがいいね」と、さっそくスイートの間取りの恩恵を実感していました。子連れにとって“寝室が独立している”のは、地味だけど効く価値なんですよね。

26階からの眺め——窓の外で気づいた“中之島は島”

お部屋は26階。窓の下には堂島川がゆったりと流れ、対岸には大阪国際会議場(グランキューブ大阪)やタワーマンション群、遠くには生駒の山並みまで見渡せます。高すぎず低すぎず、街の“暮らし”が見える気持ちのいい高さでした。

26階客室から望む堂島川と大阪国際会議場、タワーマンション群、遠くの山並み

ねえ、川がこっちにもあっちにもある!ってことは、ここ島なの?

窓の左右に川が見えたことで、メイが「中之島って“中の島”=川に挟まれた島なんだ」と自分で気づいた瞬間。地図の上でしか知らなかった地名が、目の前の景色でストンと腑に落ちる。旅育って、こういう“名前と実物がつながる”一瞬にこそ価値があるなと思います。

旅育ポイント
  • 窓の左右に川が見えたことから、「中之島=川に挟まれた島」という地名の由来を自分で言い当てた。
  • 子ども用の歯ブラシがさりげなく用意されていたことに気づき、「ホテルの人はどうやってお客さんのことを考えてるんだろう」と“おもてなしの仕組み”に興味を持った。

客室にはコンパクトなデスクもあって、旅先でちょっとメールを返したり、子どもの宿題を見てあげたり、という“ちょっとした作業”にちょうどいいサイズ感。手元を照らすデスクライトと、拡大鏡付きのミラーも備わっています。

リーガロイヤルホテル大阪の客室のデスク。デスクライトと拡大鏡付きミラー付きで、ちょっとした作業にちょうどよい

地味に嬉しかったのが電源まわり。ベッドサイドのパネルにUSBのType-CとType-Aが両方そろっていて、さらにコンセントも。今どきのスマホもタブレットも変換アダプタなしでそのまま充電できるので、ケーブル1本で枕元がすっきりしました。照明もROOM/NIGHT/READING/FOOTと手元で細かく切り替えられます。

リーガロイヤルホテル大阪の客室ベッドサイドの電源パネル。USB Type-CとType-A、コンセントを備える

アメニティと水回り——KINUJOのドライヤーに大人が反応

水回りはベージュの大理石調でまとめられ、洗い場付きのバスタブとウォークインのレインシャワーが分かれた、しっかり“湯船に浸かれる”造り。バスアメニティはLaGaia UNEDITED(ビターオレンジ&シダーウッドの香り)で、香りも容器も上質でした。

バスルームのLaGaia UNEDITEDのシャンプー・コンディショナー・ハンド&ボディウォッシュ

そして大人が地味に沸いたのが、備え付けのドライヤーがKINUJOだったこと。ホテルの“消耗品然”としたドライヤーではなく、家で使うと数万円クラスのものが置いてある。こういう細部に、客室のグレード感が出ます。

客室備え付けのKINUJOのヘアドライヤー

洗面まわりのアメニティも充実。Esthe Royerのスキンケアセットに、シェービングキット(髭剃りはシェイビングクリーム付き)、デンタル・バニティ・シャワーキャップ・デンタルフロスまでフルラインで揃い、必要なものを持ち込まなくても困りません。

洗面のアメニティ一式。Esthe Royerのスキンケア、シェービング・デンタル・バニティ・シャワーキャップ

個人的に子連れ的にありがたかったのが、トイレが独立していること。TOTOのウォシュレット付きで、手洗いボウルも別。夜中にメイがトイレに立っても、寝ている家族を気にせず済むのは、地味だけど大きな安心でした。

独立したトイレ。TOTOのウォシュレットと手洗いボウル

着替えは、ヘリンボーン地のセットアップ(ルームウェア)が用意され、スリッパも完備。さらにメイ用にバーバパパ柄の子ども歯ブラシまで。「子どもがいる」と分かったうえでの一手間に、家族で泊まる価値をあらためて感じました。

ヘリンボーン地のルームウェアとスリッパ、子ども用のバーバパパ柄歯ブラシ

ノリスの宿泊ROI決算——“どう予約したか”が効いた一泊

ノリス

今回は宿泊費そのものより、「どのプランで、どう予約したか」で還元が積み上がった一泊なんですよね。感情抜きで内訳を並べてみます。

🧮 スイート宿泊のROI決算(現地決済 ¥43,000/泊)

予約の組み立て:IHG平会員が、ホテラックスで「IHG Destined」プランを予約

支払(現地決済)¥43,000/泊(大人2名・税・15%サービス料込)

特典① 客室アップグレード:クラブルーム → 58㎡のスイート(リビング+寝室の独立2間)へ

特典② 部屋付けクレジット100ドル(約¥16,500)分。今回はルームサービスの夜ごはん+翌日ランチに充当し実質無料に

特典③ 朝食&ラウンジ:毎日2名分の朝食+ロイヤルクラブ ラウンジ(アフタヌーンティー・イブニング・カクテル。山崎・白州も無料)

特典④ その他:駐車場無料(通常¥3,000/泊)+ウェルカムスイーツ


相場比較:同カテゴリ(クラブラウンジアクセスのスイート)は予約アプリの最安値で約¥120,195/泊の表示。そこへ¥43,000で泊まれ、さらに朝食2名・ラウンジ・100ドルクレジットまで付く計算

最終判定:圧勝。支払¥43,000に対し、受け取った価値は数倍。“何を予約するか”の組み立てで、相場を大きく下回れた一泊でした

小売の現場でオペレーションを見てきた目線で唸ったのは、クラブフロア宿泊者をロビーの一般動線からきれいに分離している設計です。専用カウンターで着席チェックイン、専用エレベーターで客室へ。混雑のピークでも“待たされ感”が生まれにくく、到着直後の第一印象を落とさない。感動を個人の頑張りに頼らず、動線という仕組みで担保しているのが上手いなと思いました。

ノリス

ウェルカムスイーツも、子ども用歯ブラシも、「先回りして用意しておく」設計なんですよね。その場の機転より事前準備で満足度を作るほうが、再現性が高いんだと思います。

客室で完結できる食まわり——ミニバー・ラウンジ・ルームサービス

ミニバーは、みっくちゅじゅーちゅやお〜いお茶、ペプシ、ザ・プレミアム・モルツやアサヒスーパードライ、ペリエやペローニ、白ワインまで幅広くスタンバイ。客室内にはコーヒーマシンとケトル、アルミボトルのミネラルウォーターもあり、部屋にこもってのんびりする夜も困りません。ホテルのすぐ近くには阪急オアシスもあるので、飲み物やお惣菜を買い足して部屋でゆっくり、という過ごし方もしやすい立地でした。

客室のミニバー冷蔵庫。ジュースやお茶、ビール、ペリエ、白ワインなど豊富なラインナップ

コーヒーはネスプレッソのカプセル式で、専用マシンも完備。引き出しにはTWGの紅茶や日本茶・烏龍茶のティーバッグまできれいに並び、夜も朝も淹れたての一杯を部屋で楽しめます。

リーガロイヤルホテル大阪の客室のネスプレッソのコーヒーカプセルとTWGの紅茶・日本茶・烏龍茶のティーバッグ

ワイングラスやタンブラーもきちんと備え付け。もう一段の引き出しにはワインやジン、おつまみのナッツまで用意されていて、子どもを寝かせたあとに大人がちょっと一杯、という時間も部屋の中で完結します。

リーガロイヤルホテル大阪の客室のミニバー引き出し。ワイングラスやワイン、ジン、ナッツ

ただ、コーヒーは正直クラブラウンジで淹れたてを飲むのがいちばん。ロイヤルクラブのラウンジ(イーストウイング23階)では、朝食にトリュフのスクランブルエッグやいくら丼が出るエッグステーションもあり、朝食会場のリモネ(ビュッフェ)や、静かに味わえる和朝食「なだ万」との使い分けも自由。食の詳細はまた別の記事でたっぷりお届けしますね。

ウェルカムの焼き菓子は、フィナンシェやマドレーヌ、パウンドケーキの詰め合わせ。チェックイン後、窓の景色を眺めながらお茶うけにするのが、わが家のスイートステイの“開幕の儀式”になりました。

リーガロイヤルホテル名入りの焼き菓子詰め合わせ。フィナンシェやマドレーヌ、パウンドケーキ

このお菓子、金色の紙でつつんであってホテルのマークが入ってる!おみやげみたい!

📖 リーガロイヤル大阪の全体ガイド

このクラスターの全体まとめはリーガロイヤルホテル大阪 完全ガイド|スイート・クラブラウンジ・朝食・館内施設の宿泊記まとめでまとめています。あわせてどうぞ。

施設情報

【施設名】リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション by IHG
【所在地】大阪府大阪市北区中之島5-3-68
【アクセス】京阪中之島線「中之島駅」直結/JR「大阪駅」から無料シャトルバス(約15分間隔)
【チェックイン/アウト】15:00/11:00
【駐車場】通常 ¥3,000/泊(プランにより無料の場合あり)
【今回のお部屋】クラブルーム予約からアップグレードされた58㎡のスイート(リビング+寝室/26階/堂島川ビュー)
※クラブラウンジの利用時間・特典内容、料金・プランは変更されることがあります。最新情報は必ず公式HPをご確認ください。

家族の予定を合わせて、ホテルを選んで、予約のプランを見比べて……ここまでの段取りって、地味に大変ですよね。でもその手間の分だけ、ドアを開けた瞬間の「わぁ!」が深くなります。今回わが家は、クラブルーム予約が思いがけずスイートになって、メイがベッドに何度もダイブして大はしゃぎ。週末や連休は好条件のプランから早く埋まっていくので、気になった方はぜひ以下のリンクから空室状況や最新プランを確認してみてくださいね。素敵なステイになりますように。

🛏 リーガロイヤルホテル大阪を予約する(料金・空室を比較)

同じ宿でも、お使いのポイント経済圏で選ぶとお得になりやすいです。上質な宿・タイムセールなら一休.com、楽天ポイントなら楽天トラベル、PayPay・ソフトバンクならYahoo!トラベル、Ponta・dポイントを貯めるならじゃらんnet、会員価格やクーポンを使うならHotels.com、航空券とセットで手配するならエクスペディアが向いています。

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料金・在庫は各予約サイトの最終画面が正です。

★総合評価

スイート客室のガチ評価(4項目)

ホスピタリティ・スタッフ対応 ★★★★☆(クラブフロア専用の着席チェックインで到着直後の体験が崩れず、子ども用歯ブラシまで“先回り”で用意。感動を仕組みで担保できている一貫した好対応)
客室・設備の質 ★★★★☆(リビング+寝室の独立2間、洗い場付きバス+レインシャワー、KINUJOのドライヤーやLaGaiaのアメニティまで価格以上。建物は歴史があるぶんクラシックだが内装は新しく快適)
朝食・食事 ★★★★☆(クラブラウンジのエッグステーションでトリュフスクランブルエッグ・いくら丼、ビュッフェのリモネと和朝食なだ万を選べる自由度。品数・演出とも平均以上)
コスパ(ステータス恩恵込み) ★★★★★(現地決済¥43,000で、同カテゴリのスイートは予約アプリ最安¥120,195表示。100ドルの部屋付けクレジット+毎日朝食2名+ラウンジ+駐車場無料まで付き、実質価値は支払の数倍。予約の組み立てで相場を大きく下回った)

のんたん

近場なのに、しっかり非日常。リビングでコーヒー、寝室でメイが爆睡——この“余白”が、いちばんのごちそうでした。

リーガロイヤルホテル大阪 スイート宿泊のよくある質問

IHG平会員でもスイートにアップグレードされますか?

アップグレードは空室状況やプラン次第で、必ず約束されるものではありません。今回はクラブルーム予約に予約チャネル(ホテラックス)の特典が重なってスイートになりました。ステータスだけでなく「どのプランで、どう予約するか」で結果が変わる、という体感でした。

子連れでも泊まりやすい客室ですか?

スイートはリビングと寝室が扉で分かれているので、子どもが寝たあとに大人がリビングで過ごせます。トイレも独立していて、子ども用の歯ブラシやスリッパも用意されていました。ベッドが広く、わが家の娘は大喜びでした。

クラブラウンジ(ロイヤルクラブ)は何が使えますか?

クラブフロア宿泊者はイーストウイング23階のロイヤルラウンジを利用でき、朝食・アフタヌーンティー・イブニング・カクテルタイムのフードプレゼンテーションが楽しめます。19:30以降のラウンジ利用は13歳以上が対象など時間帯のルールがあるため、最新の運用は公式HPでご確認ください。

アクセスと駐車場は?

京阪中之島線「中之島駅」直結で、JR「大阪駅」からは無料シャトルバスが約15分間隔で運行しています。駐車場は通常1泊¥3,000ですが、宿泊プランによっては無料になる場合があります。

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